◇全国胡麻加工組合・和田萬代表取締役社長 和田武大氏 4月から全国胡麻加工組合の新理事長に和田萬社長の和田武大氏が就任した。同組合は15年に関東、中部、大阪の3組合が解散し全国組織としてスタート。これまで、以前の各組合間の融和に努め、原料に関する残…続きを読む
●白ごま 相場上昇基調長く続かず 中国の輸入量は、22年107万t、23年91万t、24年は110万tの見込み。在庫水準も約17万2000t(11月29日現在)と大きく増えているわけでもなく、中国内の需要は回復基調といえる。夏以降、東アフリカの順調…続きを読む
24年の加工ごま市場は、為替や原料の高騰、人件費をはじめとした各種コスト上昇によって、多くのメーカーでは家庭用・業務用とも数回にわたって値上げを実施。金額べースでは価格改定の効果が表れたが、値上げによる数量の落ち込みが目立つ。一方で、新商品の投入や、…続きを読む
寿がきや食品の今期(25年3月期)10月までの即席麺の業績は前年比約6%増で着地した。中でも個性的な商品が多いカップ麺はリニューアルや販促強化の取り組みなどが奏功し、物価高の中でも売上げ・販売数量は前年を上回って推移した。一方、袋麺は昨年6月の価格改…続きを読む
ヤマダイの4~10月の即席麺販売状況は、ほぼ前年並みをキープしている。要因としては主力の「凄麺」シリーズが堅調だった。同社は既存品のブラッシュアップに注力したことで、品質を求める消費者からの支持をより強固にした。結果的に低価格志向が強まる中、比較的高…続きを読む
まるか商事(まるか食品)の4~10月の即席麺販売状況は、堅調に推移している。特に上期(4~9月)においては、5年ぶりに実施した価格改定の影響があったものの、看板商品の「ペヤング ソースやきそば」「同 超大盛」の安定的な売上げにより、前年比2桁増で着地…続きを読む
エースコックの1~10月の即席麺販売状況は、順調な動きを見せている。カップ麺トータルでは、商品のリニューアルや各種キャンペーンを実施し、前年の売上げを達成した。袋麺についても前年比2桁増で全体をけん引した。年末年始に向けては、話題性のある新商品を上市…続きを読む
明星食品の4~10月の即席麺販売状況は、金額ベースで前年比2桁の増加で着地した。23年の秋に打ち出した「明星 五重塔戦略」が奏功している。特に良い動きを見せているのは、主力商品が多く属する「Standardライン」と、超低価格品志向に対応した「Sup…続きを読む
サンヨー食品の4~11月の即席麺販売状況は、前年超えの状況が続いている。主力の袋麺「サッポロ一番」シリーズおよびカップ麺「カップスター」シリーズの伸長が顕著だった。また、日本全国のエリアにフォーカスしたスポット商品も、同社の売上げ増に大きく貢献した。…続きを読む
東洋水産の4~10月の即席麺販売状況は、金額および数量ともに前年を上回って推移している。23年に実施した価格改定で、低価格商品への流入が一時的に増加したが、徐々に主力NB品への回帰が見られ、売上げが回復基調になった。年末商戦は「マルちゃん 赤いきつね…続きを読む