◆特別インタビュー ◇農林水産省大臣官房総括審議官 新たな食料・農業・農村基本計画が4月に閣議決定され、食品産業の持続的な発展に向けた具体的な方向性とKPI(重要評価指標)が示された。サステナブルな農業構造への転換と軌を一にして、食品産業において…続きを読む
●環境・社会・ガバナンス 3側面から見直す 持続可能な社会の実現に向け「環境・社会・ガバナンス」の3側面から事業の在り方を次世代視点で見直す動きが広がっている。産業界でも脱炭素や資源循環など、社会課題に向き合う動きが活発化。これまで経営の周辺要素と…続きを読む
ミヨシ油脂は製パン・製菓分野に加え、リテール分野や外食・各加工食品市場向けでも製品開発を推進。近年では業務用加工油脂分野におけるプラントベースブランドの先駆け的存在「botanova(ボタノバ)」や、食品ロス削減に貢献する横断型シリーズ「ミヨシのSD…続きを読む
ホテルブランドのプレミアム調理食品を手掛ける帝国ホテルキッチンは、主力品「帝国ホテル ホテルマーガリン」の24年度売上げが前年比3.5%減となった。原材料・エネルギー価格などの高騰により、22年末に行った価格改定の影響が残り、販売回転率が鈍化。姉妹品…続きを読む
明治は25年度、既存ユーザー堅守に加え、ノンユーザーとのタッチポイント醸成、売場の活性化に向けた取り組みを進める。新商品などを絡め、接点が希薄になりがちな若年層を中心に、マーガリン類を知るきっかけを創出していく。 24年度のマーガリン事業は前年を超…続きを読む
創健社は健康とおいしさを両立し、品質や安全性も兼ね揃える高付加価値商品を多数展開。マーガリン関連では低トランス設計のパイオニアで知られ、展開する「べに花ハイプラスマーガリン」「発酵豆乳入りマーガリン」は、いずれも業界屈指の高付加価値マーガリンに位置付…続きを読む
不二製油は大豆由来の豆乳クリームバター「ソイレブール」の訴求を引き続き強化する。おいしさの面で支持を得ており、プラントベースフード(PBF)としてのメリットに加え、多様な切り口で市場に貢献していく。 24年度、厳しいコスト環境に伴う最終商品の価格上…続きを読む
丸和油脂は機動力のある製造・管理体制とフレーバリング技術で多様なマーガリン・スプレッド商品群を展開している。25年度は家庭用製品の拡大に加え、インバウンド需要の獲得に注力する。 24年度の関連事業は家庭用マーガリンが前年比4%増、業務用は同3%増だ…続きを読む
カネカの24年度マーガリン・加工油脂関連事業は数量、金額ともに前年度を上回った。原料の価格高騰を背景に代替用途の製品が底堅く動いた。ユーザーの原料高・人手不足への課題意識は引き続き強く、マーガリンを含めた多様なアイテムでソリューション提案を進めていく…続きを読む
日清オイリオグループの24年度加工油脂事業は、国内は厳しい市場環境が続き、積極的な提案活動で採用増加とカカオ脂高騰に伴う代用脂需要増加などの販売数量増加、相場に応じた適正価格での販売努力などで増収増益となった。海外もマレーシア・ISF社の欧州向け・国…続きを読む