コメ政策転換受け 有識者・業界に波紋 消費拡大へ注力望む
2025.11.07コメ政策で「増産」に大きくかじを切った石破茂前内閣から一転、鈴木憲和新農林水産大臣は再度「需要に応じた生産が原理原則」という見解を打ち出した。昨年8月に売場からコメが消えたことから端を発した「令和の米騒動」。5kg当たり4000円を超える高米価という…続きを読む
【新潟発】新潟を基点としたビジネスチャンス拡大を目指し「第17回食の国際見本市 フードメッセinにいがた2025」が11月12~14日、新潟市の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター展示ホールで開催される。同時開催の「第12回にいがた6次化フェア202…続きを読む
市販用の冷凍米飯市場は、前期に続き堅調な動きをみせている。春の値上げによる一時的な落ち込みはみられたものの、コメ価格高騰を受けて利用した消費者から利便性が再確認され、上期累計では数量ベースで前年を3%前後上回った。ただ、原料米価格引き上げにより、9月…続きを読む
25年宮城県産米作付面積は、前年比6547ha増加し、1日現在の刈り取り進捗(ちょく)率は72%。品質に関して、当初は多照寡雨による高温障害リスクが懸念されたものの、夜温がしっかり下がり昼夜の温度差が広がったことで、一等米比率は主力のひとめぼれで94…続きを読む
小泉進次郎農林水産大臣は21日、退任会見でコメの価格高騰に集中的に取り組んだ就任後の約5ヵ月間を振り返った。 小泉大臣は「コメの有事ともいえる状況下での5月の就任以来、米価安定を必ず実現するとの思いで、職務に全身全霊を尽くした。国民が安心してコメを入…続きを読む
昨シーズンから引き続き「脱プラスチック」「減容化」が大きなトピックになりそうだ。大手各社がそれぞれ取り組む中、サトウ食品が一足飛びで大きくコンセプトを前進させファーストペンギンとなった。今シーズンは、同社グループのもち専業メーカー・うさぎもちもサトウ…続きを読む
関東食糧は8~9日の2日間、恒例の総合展示会「Food Create EXPO」をさいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催した。生鮮品を含む同社のオリジナル企画や主要メーカーの秋冬重点商品を得意先業務用ユーザーに紹介するもの。来場予定者数6000人…続きを読む
国産米粉の需要は相変わらず着実な伸びを示しているが、コメ全体のひっ迫・高値の影響を受け始めた。そもそも、余剰米対策として2009年に始まった米粉の制度だが、当初は需要開拓に苦慮し、原料米の余剰問題がクローズアップされたこともあった時代から一転、直近は…続きを読む
◇トピックス 大阪府泉大津市と連携協定を締結した同市を含む16自治体のコメを活用するネットワーク作りを全国規模に発展させる「コメがつなぐ自治体間農業連携首長協議会(コメサミット)」設立に向け、同市は8月26日、市内で首長会議と「日本の“食と農”の未…続きを読む
●米粉、季節指数にあわせて推移 コメと米粉に関して、直近1年間のスーパーの販売状況を探るため、マーチャンダイジング・オンの「RDS-POS」データを分析した。 昨年8月に売場からコメが消えたことから端を発した令和の米騒動は、その前と比べて2倍以上…続きを読む
激しいコメ争奪戦が繰り広げられる産地は、今やバブル状態だ。JAグループは、出来秋に生産者に支払う概算金を軒並み値上げしたが、今後のコメ相場にどれだけ影響するかに注目が集まる。特に、相次ぐ食品値上げで財布のひもを締める消費者が、主食のコメの値上がりを許…続きを読む