工場総務課長ヒロトの本気で作るBCP(10)事業中断!次の一手はあるか?
2025.06.01●覚えておこう! 工場の操業停止時でも重要な業務を継続するためには、停電対策などの代替手段の立案と導入、スキルの多重化、リモートバックアップによるデータ保護などが必要となる。ほかの工場や複数のサプライヤーとの連携も積極的に進めることが重要。 高木…続きを読む
一正蒲鉾は主力の「サラダスティック」などカニかま製品が好調なことから、工場再編により生産能力を約20%増強する。野崎正博社長が2月28日の中間決算説明会で明らかにした。生産拠点の本社第二工場に最新設備を導入して効率化すると同時に、他工場に生産ラインを…続きを読む
◇特集・食品工場の防災・減災対策~実践的な防災行動 今年2月に北海道帯広市で統計開始以降最多の積雪を記録。物流が滞る事態が発生した。予想を超える甚大な被害をもたらすのが近年の自然災害の傾向であり、自社工場はもちろん、サプライチェーンに潜むリスクを顕…続きを読む
◇特集・食品工場の防災・減災対策~実践的な防災行動 ◆企業事例=(株)焼津冷凍 トップの強い意志と全員参加によるBCP/BCMの推進 1975年にカツオ・マグロの保管業務からスタートし、4温度帯の食品保管・流通加工物流事業に手を広げ成長を続けて…続きを読む
◇特集・食品工場の防災・減災対策~実践的な防災行動 ◆(株)日米商会 蓄光型ライニング工法「トワイライトフロア」 災害時など停電すると避難経路の床が光る * 「トワイライトフロア」(以下、光る床)は、機能性特殊塗り床材の製造・販売・責任…続きを読む
●覚えておこう! BCP策定では、重要な業務・リソースがどのようなリスクにさらされているかを評価することが重要で、これをリスクアセスメントと呼ぶ。リスクアセスメントで影響が大きいと判断されたリスクは、BCPで対処することになる。 高木ヒロト…食品…続きを読む
●覚えておこう! BCPは、重要な製品・サービスを構成する業務とリソースを理解することで、事業継続に必要な要素を明確にすることができる。普段当たり前にこなしている業務やリソースも含め、漏れなくリストアップすることが重要。 高木ヒロト…食品メーカー…続きを読む
●コープこうべ 2時間後の稼働を想定 生活協同組合コープこうべは、震災で本部建物や店舗、センターなど18もの施設が全半壊する大きな被害を受けた。組合員や職員、地域社会と連携し、自らの事業体だけでなく地域全般に関わる創造的復興に尽力。本部は2007年…続きを読む
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から丸30年が経過した。神戸市を中心とした阪神地域に壊滅的な打撃を与えた未曾有の大災害は、食品業界にも甚大な被害をもたらした。事業所や生産拠点の建物損傷だけでなく、電気、ガス、水道といったライフラインのス…続きを読む
●覚えておこう! BCPで守るべき製品やサービスを特定するには、主要な製品のリストを作成し、売上高、顧客満足度、市場シェアなどを比較することで、客観的に評価することができる。余力があれば、目標復旧時間の設定にもチャレンジしてみよう。 高木ヒロト……続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県西尾市のあいやは主に欧州や東南アジアで業務用を中心に販路拡大が続く。今年は災害時を想定したBCP(事業継続計画)対策保冷庫を建設し、顧客の要望に柔軟に応える体制を強化。現在、杉田武男社長は茶業存続のため、行政…続きを読む