関西四国新春特集2025

関西四国新春特集:阪神・淡路大震災30年 未来へつなぐ備え 事業継続へ進むBCP対策

特集 総合 2025.01.28 12886号 16面
大門工場のコージェネレーションシステム(マルヤナギ小倉屋)

大門工場のコージェネレーションシステム(マルヤナギ小倉屋)

当時、日本初の免震構造を取り入れた「福寿蔵」(神戸酒心館)

当時、日本初の免震構造を取り入れた「福寿蔵」(神戸酒心館)

災害発生時にBCP活動の拠点となるポートアイランド工場(エム・シーシー食品)

災害発生時にBCP活動の拠点となるポートアイランド工場(エム・シーシー食品)

神戸本社の防災備品倉庫(ロック・フィールド)

神戸本社の防災備品倉庫(ロック・フィールド)

災害時市民開放の井戸(沢の鶴)

災害時市民開放の井戸(沢の鶴)

VR動画を取り入れた防災訓練で体験的に学習

VR動画を取り入れた防災訓練で体験的に学習

 ●コープこうべ 2時間後の稼働を想定
 生活協同組合コープこうべは、震災で本部建物や店舗、センターなど18もの施設が全半壊する大きな被害を受けた。組合員や職員、地域社会と連携し、自らの事業体だけでなく地域全般に関わる創造的復興に尽力。本部は2007年に再建を果たした。現在、震度6強の地震や津波を想定したBCPを策定するとともに、発災2時間後の稼働を想定したBCP訓練を実施。訓練の検証を基にしたBCP改定を進めている。2ヵ月に1度の職員向けの安否確認訓

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関連ワード: 関西四国新春特集 BCP