関西四国新春特集2025
関西四国新春特集:食の価値 魅力をつなげ未来へ 食品産業の挑戦
2024年は日本食のグローバル化が一層進み、訪日客数はコロナ前超えを記録した。日本の食品産業は活気あふれたはずだが、地球規模での環境課題や食料問題から、国内では調達力低下に伴う原料高やエネルギーコスト高、異常気象による物価高、消費意欲の低下、労働力不足と課題が増え続けた。
今年は大阪で55年ぶりの万博開催があり、関西・四国の食品市場には千載一遇の商機が到来する。同時に人手不足と物流課題の逆風が激しくなるのも明白で、事業運営のかじ取りは容易ではない。