2024年は日本食のグローバル化が一層進み、訪日客数はコロナ前超えを記録した。日本の食品産業は活気あふれたはずだが、地球規模での環境課題や食料問題から、国内では調達力低下に伴う原料高やエネルギーコスト高、異常気象による物価高、消費意欲の低下、労働力不…続きを読む
サントリーは、原料に再生農業で生産した大麦やホップを使ったビール、CO2排出量を削減した瓶を採用したワインといった環境負荷の少ない商品を開発し、大阪・関西万博会場に同社が出展するレストラン「水空SUIKUU(すいくう)」で販売する。大阪・関西万博会場…続きを読む
◇新春インタビュー 農林水産省近畿農政局 相本浩志局長 ●「みどりの食料システム戦略」 横断的取組み強化 農林水産省近畿農政局では多様で豊かな食文化および食品産業の持続的発展へ、国内外へ発信できる魅力ある産地づくりや輸出促進へのサポート、物流問…続きを読む
清涼飲料業界はPETボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル(BtoB)」を推し進めている。メーカー連携による消費者への啓発に加え、全国清涼飲料連合会(全清飲)が21年に発表した「2030年までにBtoB比率50%」達成に向け、企業の垣根を越えて積極…続きを読む
昨年8月にコメが売り切れ状態となり、食品スーパーをはじめ米穀店の店頭から姿を消すとともに2倍前後の価格を付けた。いわゆる“令和の米騒動”は、23年の猛暑などの影響でコメが不足しそうだという情報に消費者が反応して状況が加速、新米出荷の端境期とも重なって…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 当社前期(24年5月期)は受注増に対応するために産地側工場との協力関係強化と昨年春ごろからの米価高騰に伴う価格改定により、売上高が50億円の大台を突破した。今期ここまでは計画通りに堅調に推移。商品では物価高の中…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は原料費高騰による物価高で買い控えが起こり、小売各社が買上点数の減少に苦戦していた印象だ。 当社もその影響を受け販売枚数の面で苦戦した。ただ一昨年に続き昨年も新商品を多く投入したことや小売店の量目調…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー ロシア・ウクライナ紛争が長期化していることに加え、その他の国にも地政学的問題が起きている。 加えて、天災や異常気象の発生による農作物の被害も重なり、原材料不足と高騰、エネルギーや人員不足の影響など、不透明で不…続きを読む
東洋製罐と伊藤園はこのほど、共同開発した「お~いお茶460mlペットボトル」=写真=がアジア包装連盟主催の「AsiaStar 2024」で「AsiaStar Consumer Package」部門賞を受賞した。“細くて持ちやすい=スマートスリム”をコ…続きを読む
キリンビバレッジは花王と協業して2月から両社の物流拠点間の輸送を開始すると発表した=イメージ図。従来の輸送ルートをつなげ、空車となっていた互いの戻り便のトラックを活用。これにより年間輸送トラック台数300台以上、該当区間の約15%に当たるGHG排出量…続きを読む