石破茂新内閣が1日発足し、過去に農水相も務めて加工食品業界に明るい石破総理の下、新たな農林水産大臣に小里泰弘氏(元総理補佐官・農山漁村地域活性化担当)が就任した。以前には農水省の政務官、副大臣も務めた小里氏は鹿児島県出身の衆院議員。入閣は初。2日の就…続きを読む
岸田文雄内閣が1日の閣議で総辞職した後、最後の閣議後会見に臨んだ坂本哲志農林水産大臣、斎藤健経済産業大臣はそれぞれ、在任期間を振り返るとともに今後の課題などを次のように述べた。 坂本農相 25年ぶりに改正した「食料・農業・農村基本法」はじめ6本の法…続きを読む
厚生労働省は18日、新設した「紅麹関連製品に係る事案の健康被害情報への対応に関するワーキンググループ(WG)」の初会合を開いた。同社の3製品による被害について、専門的な見地から検討を行う。健康被害の総合的な原因究明には一定の時間がかかる見通しのため、…続きを読む
齋藤健経済産業大臣は12日、日本食糧新聞社主催のイベントで、来年4月からはじまる大阪・関西万博への参加を呼び掛けた。6月には、「食と暮らしの未来」をテーマにしたイベントが開催されることから、食品業界との関連性の高さをアピール。「万博は日本の食を世界に…続きを読む
厚生労働省は3日、24年度に「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」に参加した企業・団体の行動目標を公開した。食品企業では、マルハニチロと森永乳業が食塩(ナトリウム)の過剰摂取に対する対策目標などを掲げている。 マルハニチロは、25年4月から、…続きを読む
農林水産省は8月30日、令和7年度(25年度)予算の概算要求を財務省に提出した。総額は2兆6389億円で前年度比16.3%増。うち非公共事業費は1兆8139億円で同15.5%増。改正食料・農業・農村基本法の施行に伴う新たな政策方向を踏まえ、合理的な価…続きを読む
厚生労働省は8月28日、3年ぶりに「国民健康・栄養調査」(22年実施)の結果を公表した。それによると、野菜摂取量が直近10年間で男女とも有意に減少し、悪化していることが分かった。 栄養・食生活に関わる野菜摂取量の状況を見ると、男性277.8g、女性…続きを読む
農林水産省は8月27日、兵庫県手延素麺協同組合の「揖保乃糸」など4品目を地理的表示(GI)保護制度に登録した。地域ならではの風土・環境が育んだ品質や社会的評価の高い産品を知的財産として保護し、ブランド力の強化を図る。 今回の登録は「揖保乃糸」以外に…続きを読む
加工食品のカーボンフットプリント(CFP)について、農林水産省は8月23日、同省に設置した大手メーカー・流通企業でつくる「CFP算定ガイド検討チーム」がまとめた「加工食品のCFP算定ガイド案」を公表した。原料調達から生産・流通・販売・廃棄・リサイクル…続きを読む
農林水産省は1日、アラブ首長国連邦(UAE)に「輸出支援プラットフォーム」(以下、輸出PF)を設置した。日本産食品の輸出拡大を支援する人的ネットワークで、ジェトロの海外事務所と在外公館などが主な構成員。日本の輸出向け産地と現地の事業者とを結んで中東エ…続きを読む