薬膳という言葉は、十数年前よりかなり広まってきました。医師、薬剤師、鍼灸師、栄養士、調理師など国家資格保持者が薬膳を勉強される方が増え、それぞれの現場で患者や顧客の治療・健康指導に薬膳の知識を取り込んでいるようです。 一方、飲食、食品製造、健康食品…続きを読む
冒頭から喜ばしくない言葉で始まりますが、真摯に健康づくり、予防医療を訴える医療人のグループから「ガンがどんどん減り続けるアメリカ。一方、ガンがどんどん増え続けるニッポン、どこが違うのか?」というテーマの話でにぎわっております。結論からいうと、病気に対…続きを読む
早いもので、薬膳に携わって20年が過ぎました。04年に国立北京中医薬大学日本校(現在の日本中医学院)に入学し薬膳の学びを経て、遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院で国際中医師資格を取得したのですが、その当時は「中医学」や「薬膳」の認知度が低く、周囲に「薬…続きを読む
当機構では、人々の健康や生活に何らかの効果をもたらす植物を「健康機能性植物」と定義し、その国産化を進めています。野山に自生する野草や民間薬に用いられる薬用植物など、ほとんど栽培化されていない植物の栽培化も進めています。 これらの植物のニーズの掘り起…続きを読む
薬膳の世界に身を置いてから20年以上の月日がたちました。当時、20代で薬膳を学び始めた私も五十路を越える歳になり、まだまだ未熟な若輩者ですが、もう若手とは言われなくなってしまいました。 その一方で、20年前から薬膳業界で活躍されている先生方が今もな…続きを読む
今年、私が掲げる目標の一つは、低山登山の頂上薬膳ごはんと下山後の回復食の提案です。 1年前に母がフレイルで施設に入ったことをきっかけに、骨や足腰など腎が管轄する場所の機能を守り、死ぬまで自由に歩ける足腰を維持することの大切さを嫌というほど身にしみて…続きを読む
●アジア・世界に発信 去る辰年に、日本国際薬膳師会は設立20周年になりました。「日本で中医薬膳学を普及するために、薬膳専門家を集めて活動を起こそう」という願望の下、04年に設立しました。当時は世の中に薬膳は全く知られておらず、会の将来はどのように発…続きを読む
月経痛、冷え症、更年期など、人生の半分、月の半分以上は不調に悩む女性。薬膳を学びたいと思われる方は90%以上が女性です。もともと自身の不調、体験からも女性の元気にもっと役立ちたいと長年願い、昨年、個人的には「女性の100の不調に対処する薬膳と漢方」の…続きを読む
J-オイルミルズは、このほど消費者庁に「大豆イソフラボン」を機能性関与成分とした「中高年女性の骨の成分を維持する働きによって、骨の健康に役立つ」の機能性表示食品の届け出を行い、受理された。配糖体型のイソフラボンを高純度・高濃度に精製した粉末製品「J-…続きを読む
明治の松田克也社長は、25年を「分岐点の年」と語る。食品業界で進む価格改定の動きについて、「右肩上がりの調整的なインフレが進むか、再度デフレに戻るのかの分かれ目の年になる」との認識を示した。差別化のない商品は値上げに耐えられないため、価格改定を行う際…続きを読む