新年度の始まりとなる4月は、食品界の経営に影響を及ぼす制度や仕組みの変化が相次ぐ。昨年4月の「2024年問題」から1年を経て、1日付で改正物流効率化法(改正物効法)が段階的にスタート。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」を5年ぶりに改定したのを受け、…続きを読む
全日本菓子協会が1日に公表した2024年の菓子生産金額と小売金額(推定)は、過去最高を更新した。生産金額は前年比4.1%増の2兆7886億円、小売金額は同5.3%増の3兆8785億円で4兆円の大台に迫った。飴(あめ)菓子がグミの好調を追い風に、小売金…続きを読む
【東北】東北農政局は17日、農林水産物や食品の海外への輸出拡大に向け、宮城県仙台市の七十七銀行、その子会社で海外法人の77ネクストコンサルティングと連携協定を締結した。人口減少による国内市場の縮小を見据え、海外に販路を求める事業者の育成に乗り出す。 …続きを読む
◇特集・異物混入対策~フードセーフティーとフードディフェンス ◆サプライチェーン全体での異物混入対策の徹底に加え、AI活用の夾雑物除去システムを開発 1899年の創業以来、トマトと野菜のリーディングカンパニーとして歩み続けるカゴメ(株)。近年の気…続きを読む
◇特集・異物混入対策~フードセーフティーとフードディフェンス ◆選別技術と保管技術を駆使し高品質な大豆原料を提供 1930年創業の食品総合商社で、大豆・黒大豆などの雑穀からでんぷん、小麦粉、調味料まで幅広い食材を取り扱う(株)かね善。2005年、…続きを読む
【関西】国内物流業界の構造改革が始まって一年。4月開幕の関西・大阪万博を前にさらなる物流混乱を懸念する声がでる中、“物流版ウーバー”ともいえる貨物配送のマッチングサービスが物流環境逼迫の一助となる可能性がでてきた。24年に日本市場へ参入した「LALA…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●倉庫新設で高効率配送 --直近の業績は。 白井 前期(24年12月期)は3月までは好調に推移していた半面、4月以降はコロナ禍収束の反動を受けて苦戦が続いた。実際、売上げは前年比微増の46億8400万円で着地したものの…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●三方良しの地域密着も --今25年9月期、ここまでの業績は。 浜村 毎月数千品目程度の値上げがある中でも価格転嫁が順調に進み、売上げは前年を超えて推移している。そのため、今期は目標とする売上高58億円の達成が実現でき…続きを読む
日清オイリオグループは25年度から、4ヵ年の新中計「Value UpX(エックス)」を始動する。長期ビジョン「グローバルトップレベルの油脂ソリューション企業への飛躍」に沿った成長シナリオを描くもので、前中計で培い、強化してきた「Marketing」「…続きを読む
雪印メグミルクは26日、北海道札幌市のサツラク農業協同組合と業務提携を検討していくことに合意し、同日に基本合意書を締結した。牛乳類をはじめとする市乳事業で協業し、酪農生産基盤の安定化への取り組みを強化することが狙い。今後、協業検討委員会を設置し、両者…続きを読む