◆重点カテゴリーを強化 大手食品卸売業各社は食品価格上昇による価格改定への迅速、適切な対応をはじめ、低温や酒類、菓子などそれぞれの重点カテゴリーへの取組みを強化することで、売上げの獲得につなげている。一方で利益面では人件費や物流費などの高騰の影響に…続きを読む
●利益確保に生産性のさらなる向上を 食品卸売業各社では低温やEC事業など、今後の一層の市場成長が見込まれる領域を強化カテゴリーとして、注力する動きが盛んだ。加えてやむことのない価格改定への適切な対応で、売上げでは増収につなげている動きが目立つ。一方…続きを読む
霞ヶ関キャピタルが企画開発した小口・短期対応の冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 所沢I」(=写真、埼玉県三芳町)が8月現在、約93%の稼働率に達した。24年9月に竣工し、同年11月から子会社X NETWORK(クロスネットワーク)提供の冷凍…続きを読む
中国・四国9県の主要生協が加盟する生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合(コープCSネット)の25年3月期決算は、9会員生協の食品部門受注高が前年比2.5%増、家庭用品などを加えた全体の合計受注高も同1.8%増の1042億5800万円となった。今期…続きを読む
コープさっぽろは今年、創立60周年を迎えた。この間1998年に経営破綻を経験するなど紆余(うよ)曲折の歴史を歩んできたが2007年、生え抜きで若手幹部だった大見英明理事長が就任し、自主再建をスタート。 「おいしいお店」をコアにしたSMの競争力強化と…続きを読む
イートアンドフーズは、西日本エリアの新たな生産拠点「九州工場」の9月着工を前に7日、地鎮祭を行った。仲田浩康イートアンドホールディングス社長は「昨年、冷凍ギョウザ売上げ第1位という悲願を達成。新工場は将来的に年間生産量約2万tを想定している。都城市と…続きを読む
ケンコーマヨネーズは「FDF Plus」シリーズの拡充と提案に力を入れ、ユーザーの廃棄ロス削減や物流問題への対応を後押しする。 24年度サラダ・惣菜事業は、売上高前年比3.0%減の209億円。小容量のサラダ類やマリネ系の商品などが好調だった一方、2…続きを読む
【東北】三菱食品は4日から、秋田県五城目町産のラズベリーを使ったソフトキャンデーの「かむかむラズベリーソーダ」=写真=を販売している。8~9月末までの期間限定で全国のCVSやSMなどで展開。国産の希少価値に着目し、秋田県や生産者と連携しながら、特産品…続きを読む
◇生鮮卸・関東トップに聞く フードサプライは首都圏を中心に飲食店など約6500軒のユーザーに農産品を供給する業務用青果卸だ。産地契約・市場取引・自社農園を組み合わせた調達網を駆使し、イノベーションが起こりにくい青果卸売業界で強い存在感を放つ。竹川敦…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 在京業務用卸の大京食品はコロナ禍でひときわ強い逆風を受けた。ここ数年はそのリカバリーに追われてきたが、前期(25年6月期)は安定成長に向けた構造改革が進展。委託物流事業者との歯車がかみ合い、総得意先件数も上昇に転じた。窪…続きを読む