レトルトカレー市場はコロナ禍による内食化傾向などを背景にこれまで順調に市場を拡大してきた。現在は名店系カレーなどの成熟化による伸びの鈍化がみられるが、レンジ対応による一層の簡便化など進化を続けており長期的にはさらなる成長が見込まれる。このような市場環…続きを読む
甘利香辛食品がカレー関連商品の開発に力を入れている。23年に海外向けに発売した「京都クラフトカレー」が想定を上回る販売量となり、今期は業務用向けのフレークルウ「京都シェフカレー」、7月にレトルト「おもてなし京都カレー」の2品を動物性原料不使用で開発。…続きを読む
キャニオンスパイスの25年3月期は7年連続の売上げ前年比2桁伸長、前年に苦戦した利益も値上げ効果で改善基調に乗せた。 同社の顔でもある「こどものための」シリーズは販売価格で約2割の値上げに踏み切り、ルウは微減も、レトルト類の販売量は前年維持と健闘。…続きを読む
ベル食品工業は大阪・関西万博で物販と飲食店の両面からベルブランドを展開する。大阪・関西万博のオフィシャルオンラインストアではレトルトカレー1000食超を1ヵ月半で販売し、8月には同社の伝統の味と未来のカレー2種類をORA外食パビリオン内で販売する。O…続きを読む
ハチ食品の「るるぶ×HACHI」コラボシリーズが24年度販売数100万食を突破した。同社の創業180周年記念でハワイ旅行などが180本当たる記念キャンペーン、今春の新味「ハワイガーリックシュリンプ風カレー」「信州きのこカレー」の追い風も受け、同シリー…続きを読む
コスモ食品は、オリジナルの「コスモ直火焼製法」でカレールウを製造し消費者のおいしいものを食べたいという声に応えている。同社のルウは乳化剤や香料を使用せず、シェフがフライパンで調理する方法と同様の製法で手間をかけ味にこだわっている。同社製品は家庭用を中…続きを読む
甲味食品興業所はカレー粉の製造を長年にわたり続けており、老舗メーカーとして加工メーカーなどに製品を販売している。昨年は、スパイス原料の高騰などコスト上昇に伴い価格改定を実施。好調が続くレトルトカレー向けは、売上げが伸長し数量も回復傾向にある。 同社…続きを読む
交易食品のカレー関連は、売上げが前年を上回ったが数量は若干前年を下回った。学校給食向けは、学校側の予算が厳しいことや米価の高騰により厳しい状況となっている。 アレルゲンフリーで今年、辛みを抑えたタイプにリフレッシュした「やさいかれー」や栄養強化タイ…続きを読む
カネカサンスパイスは今年春発売の「スパイス専門店のカレースパイス」を機に、家庭用「SPANION」ブランドでEC市場に求められるカレーバリエーションを完成させた。量販店の棚にはない大容量や振り切ったレベルの激辛味、グルテンフリーなどマニアックさを求め…続きを読む
インデアン食品のカレー事業は家庭用カレー粉を中心に、業務用や加工用のカレー粉を製造、販売している。家庭用のカレー粉は75g、165g、400gの3種をラインアップし400gが大きく伸長している。400gは他の2種と比較して量が多くグラム単価が安い。最…続きを読む