●関西への拡販推進も 丸栄製粉の麺類部門は25年5月期、低価格帯のそうめんなど白物商品や注力するラーメン類が好調に推移している。売上高は前年比約5%増での着地を見込む。来期は、秋冬にラーメン類の新商品を発売する予定で、好調のラーメンをさらに盛り上げ…続きを読む
●待望の2本目の柱に 乾へぎそば「妻有そば」で知られる玉垣製麺所は今期、待望の新商品「みのりそば」を発売した。出足は好調で、今後は「妻有そば」に次ぐ2本目の柱に育てていきたい考え。25年3月期については、消費者の生活防衛意識の高まりなどもあり、4月…続きを読む
●新商品は今秋発売へ 自然芋そばの25年2月期は、主力の「自慢ののどごし」はじめ「へぎそば」のつなぎとして欠かせないフノリの不足が深刻で、思うように販路拡大を進められなかった。26年2月期は、3月にフノリ不足やコスト上昇を受け内容量変更を実施し、出…続きを読む
●品質管理・生産能力強み 松代そば善屋の24年10月期は、生産量が前年比33%増だったものの売上高は前年を下回った。しかしコスト上昇の中でも利益は確保し、減収増益となった。大口受注に対応できる生産能力と高い品質管理能力が評価された。夏のコメ不足によ…続きを読む
●地域ブランドも新展開 「The Kokumotsu Company」として大麦、雑穀などの穀物を幅広く手掛ける、山梨県のはくばく。白物やそば、パスタ、中華麺など多彩なジャンルで展開する乾麺事業は、消費者の健康志向やトレンドを積極的にとらえた商品開…続きを読む
●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む
●事業の新たな柱を模索 「江戸玉川屋」こと玉川食品は、1935(昭和10)年創業以来、東京・王子の地で実直な麺づくりを続け、2025年に90周年を迎えた。16年に3代目社長に就任した関根康弘氏は、サンリオなど著名企業とのコラボでエンタメ系乾麺を開発…続きを読む
●他業種新規顧客も獲得 松屋製粉の24年度(25年3月期)は増収増益となり、コロナ禍の厳しい状況から回復基調となっている。外食産業の復調が主な要因。さらに、他業種からフランチャイズでそばチェーン店に参入するような新規顧客を獲得できたことも業績に寄与…続きを読む
●贈答需要は回復基調 ヤマダイの25年3月期の乾麺販売状況は、前年並みで着地した。うどんとそばが堅調に推移したことが要因となっている。特に主力のうどんが前年を上回ったことが寄与した。26年3月期の乾麺類の販売戦略は、引き続き「手緒里めん」シリーズ(…続きを読む
●十割さらなる活性化へ 山本かじのの乾麺の販売状況は、堅調に推移している。同社の基幹商品「元祖十割そば」を中心に高配合そばの売上げが伸長していることが要因だ。今シーズンについては、十割そばのパイオニアとして、カテゴリーのさらなる活性化を図っていきつ…続きを読む