2023年1~12月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は1万8919t(前年比6.5%減)、仕込み数量は1万8601t(同11.5%減)となった。新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行後、行動制限のない環境となり、外…続きを読む
首都圏のSMでは、小容量商品が存在感を高めている。売れ筋は750gだが、高付加価値商品や新商品は小容量帯の導入率が高い。サイズが小さければ地域特性のある味噌やプレミアム感があるこだわりのアイテムでも値頃感を訴求でき、トライアルユースを促しやすい。一方…続きを読む
ヘルシーな味噌をより手軽に、おいしく食べたい。そのような需要に応える味噌加工食品が「FOODEX2024」で展示された。海外パビリオンも多く出展する会場では輸出も視野にいれたさまざまなアイテムが並んだ。 マルヰ醤油の「信州みそ使用 味噌のたれ」は信…続きを読む
大手メーカーを中心に春夏向けの新商品が出揃った。味噌カテゴリーではフリーズドライ(FD)の即席味噌汁のほか、味噌そのものを粉末や顆粒に加工した利便性の高いものや、減塩や機能性表示食品など健康志向に訴求したものなど、需要に応えるアイテムが投入された。味…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約1000店舗から構成されたデータ)を分析し、2023年1~12月の味噌の売上げランキングを作成した。 各社で行われた値上げのランキングに対しての影響は薄く、22年から大きな…続きを読む
全国味噌工業協同組合連合会(全味)が設立したみそ健康づくり委員会は「MISO ONLINE」で味噌の効用に関する科学的データなどの収集、料理メニューの開発やPRを中心に活動している。23年度では改定やコンテンツの見直しを進める傍ら、SNSによるPRを…続きを読む
シカゴ大豆相場は現在も高止まりの状況にある。20年秋から上昇している平均価格は24年1月に1ブッシェル(約27.2kg)当たり13.1093ドルで、高騰前の20年8月の同9.0394ドルと比較すると約45%の上昇だった。23年平均では1t当たり7万3…続きを読む
財務省貿易統計によると、2023年通期(1~12月)の味噌累計輸出量は2万0298t(前年比6.5%減)と前年を下回った。欧州を中心に伸長している地域もあるが、物流や輸入規制による影響もみられる。総輸出金額は50億6691万9000円(同0.2%減)…続きを読む
全国46組合781社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味)によると、23年通期(1~12月)の出荷量は36万5229tで前年比2.4%減だった。昨年5月の新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行で外食産業やインバウンド需要の回復が見ら…続きを読む
23年の味噌市場では各社が値上げを実施したが、原料大豆のシカゴ相場の高止まりや円安、包装資材や人件費などによるコスト高は続いている。物流の2024年問題や添加物不使用表示ガイドラインの適用など、対処すべき課題も多い。人口減少に伴う国内需要の縮小が避け…続きを読む