●自家需要向けのギフトも 横尾商店は今年で創業90周年を迎える播州地区の大手乾麺企業で、手延べそうめん「揖保乃糸」の産地指定商として最も古い歴史を有する。また、揖保乃糸やヤマヨブランドの機械麺の製造・販売だけでなく、乾麺メーカーとして全国でも数少な…続きを読む
イトメンは、即席麺から機械乾麺、手延べ麺までを幅広く生産・販売する播州地方でも稀有な麺の総合企業で、柔軟な発想でさまざまな商品を生み出している。 その一つが「二八そば」で、同品は1976年発売のロングセラー商品となっている。つゆ付き乾麺のトップ商材…続きを読む
マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして上質な商品を消費者に提供してきた。同社のピックアップ商品は龍神の糸シリーズの「龍神の糸 細中華めん 200g」で、厳選された小麦粉に食塩、かんすい、クチナシ色素を練り込んでいる。播州そう…続きを読む
●ファンの獲得に努める 東亜食品工業は兵庫県姫路の地で、「今日も一日お客様のために」をスローガンに「安全」かつ「おいしい」商品づくりを日々追求する。02年には業界で先駆けHACCPを取得し、05年にISO22000認証を、12年にFSSC22000…続きを読む
●既存商品を地道に磨く 高尾製粉製麺は、創業110年を超える播州での機械製そうめん生産のパイオニアで、「品質こそ生き残る道」を理念に複数工場の生産ラインで乾麺を製造してきた。播州トップクラスを誇る高い生産能力を持つ。工場は、都市ガスの使用や太陽光発…続きを読む
●手延べ食感機械麺好評 田靡製麺は3月1日から高タンパク質含有の中華麺「キン肉麺」を販売している。タンパク質やビタミン、鉄分などの必要栄養素が「キン肉麺」だけで効率的に摂取でき、アウトドアやトレーニングを楽しむ人、育ち盛りの子どもにもピッタリの栄養…続きを読む
カネス製麺の24年3月期は値上げの影響で金額ベースこそ微減となったが、増益となり、全体的には堅実な業績を納めた。内山修明社長は「昨年は『健康』を一つのキーワードとして商品開発を行った。今後も市場や消費者のニーズに応じた商品を製造していく」と話す。 …続きを読む
滝沢食品は、「滝沢更科十割そば」「同八割そば」など、そば粉高配合系の製品が堅調な売上げをキープしている。「コロナ禍で市場定着がさらに進み、消費者からの評価も高い」と滝沢秀治社長。今シーズンも、しっかり拡販していく考えだ。 国産そば粉を使った「ざるそ…続きを読む
「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その地元、長野市戸隠でそばの製麺、製粉を行っている、おびなた。大日方健治専務は、「現在のユーザーがそばに求めているのは『つるみ』。一方で、粗挽きの食感も根強い人気がある。『十割』『八割』を軸に、好みの多様化へ対応…続きを読む
そばを代表する一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品も地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以…続きを読む