岩手県八幡平市の北舘製麺は北東北で栽培された玄そばを使った商品を手軽に楽しんでもらおうと、参考上代340円の「挽きたてのざるそば」(200g)を春夏の主力に位置付ける。原料や生産背景への信頼から、生協の共同購入(宅配)を中心に配荷率を高める。 青森…続きを読む
小山製麺の前期売上げは5%増。3年間この伸びをキープしてきた。銘店監修で雫石の焼き肉店「三千里」、盛岡の人気店「亀ちゃん食堂」、一関の「虹ソラ」などが人気店の味を家庭で食べようと買われている。売上構成比は乾麺15%、冷麺10%、ほかはわんこそば、じゃ…続きを読む
●白石温麺の留め型発売 生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の乾麺の供給高(23年3月21日~24年3月20日)は、前年比15.5%増となった。夏の猛暑でそうめん、白石温麺など白物の喫食頻度が増え、東北6県で需要が拡大した。ただ、生産コス…続きを読む
森住製麺は1950年、札幌で創業した老舗製麺会社。有名ラーメン店中心に麺を納入する業務用専門メーカーで、昨年から榊野睦氏が新社長に就任、新たなスタートを切っている。本社1階には工場直売所を持ち、来店者向けの新商品開発にも注力する。榊野社長は「人件費高…続きを読む
小林製麺は、22年に東京都のヨシムラ・フード・ホールディングスと資本・業務提携し同HDの100%子会社として新たなスタートを切っている。昨年12月には生え抜きの本田聖哉営業本部長が新社長に就任、グループシナジー創出で競争力を一段と高めていく考えだ。 …続きを読む
●国内麦使用の新商品も 日清製粉ウェルナの24年3月期の乾麺販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。金額ベースでは価格改定を実施したこともあり、前年を上回っている。24年度(25年3月期)の方針は、ロングセラー商品「川田製麺讃岐麺」シリーズに…続きを読む
●既存商品の価値を訴求 ニップンの24年3月期乾麺販売実績は、新商品を投入したことも奏功し、前年を上回って着地する見込みだ。24年度(25年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略は、既存の商品ラインアップで着実に売上げを獲得していくため、各商品の価値訴…続きを読む
●人材育成の強化取組む 国分グループ本社の23年(1~12月)の乾麺販売実績は、前年を上回って推移した。夏場の猛暑を追い風にそうめん・ひやむぎ、そばカテゴリーが増加したことが要因。24年については、第11次長期経営計画で取り組む乾物・乾麺カテゴリー…続きを読む
●江戸野菜使用の乾麺も 下田商事の23年度(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年比2桁増、数量ベースでも同2.1%増で着地した。上期は価格改定の影響で伸び悩んだものの、7月の猛暑の追い風もあり下期で巻き返した結果となった。構成比では、そう…続きを読む
●タイパ対応商品を提案 伸長する中華麺拡販も 日本アクセスは23年度(23年4月~24年3月)の乾麺市場について、金額ベースで前年比4.2%増で着地したと分析する。カテゴリー別では、そうめん・ひやむぎが前年比4.5%増、そばが同6.9%増、うどんが…続きを読む