星野物産の乾麺の販売状況は、「新・信州田舎そば 小諸七兵衛」「マルボシ中華そば」「上州手振りうどん」の主力3品が引き続き堅調に推移し、3本柱がより強固な商品となっている。中でも「小諸七兵衛」と「マルボシ中華そば」は、着実に売上げを獲得し、成長している…続きを読む
福島県民の麺として長らく愛されているのが福島県清鶴会の清鶴麺。1959年、県内で金鶴麺を製造する製麺業者が金鶴会を設立、翌年に清鶴麺、清鶴会に改称し、協同組合として今日に至っている。会員は22社で始まり、現在8社(会長=佐藤重国会津製麺工業社長)、生…続きを読む
宮城県白石市の松田製粉は、2シーズン目を迎える岩手県産もち小麦「もち姫」を配合したそうめん、うどんの育成に努める。東北産原料の魅力に加え、早ゆでなど現代のライフスタイルに合った設計で新たな需要を開拓する。 原料の一部に使用したもち姫は、もちでん粉の…続きを読む
●道産小麦おいしさ発信 宮城県白石市のはたけなか製麺はそうめん、ひやむぎ、うどんの白物3品からなる「もみ延べ」シリーズを2月に発売した。北海道産小麦粉を100%使用した原料や独自の製法に加え、推奨上代230~250円という買いやすい価格帯も重視した…続きを読む
●短い麺で売れ筋値下げ 稲庭うどん小川は一昨年9月の値上げの反動で一時売上げが落ちたが、盛り返してきた。好調なのが輸出で2019年と比較し倍以上の伸びをみせ、全売上げの15%を占める。香港、韓国が多く、とりわけ韓国の伸びが著しい。「多くの商談で海外…続きを読む
東北唯一の手延べうどん産地として知られる稲庭地区でも歴史が古い寛文五年堂。ギフト部門のウエートが高いこともあり、ここ5、6年売上げが厳しかったが、コロナ禍でのひきこもり需要があって回復をみせた。その後の5類移行後、外食の復活で家庭用は足踏み状態になっ…続きを読む
山形市の酒井製麺所は、山形県産のそばの品種をより身近に味わってもらおうと昨年「出羽かおり本七割そば」の規格やパッケージをリニューアルした。品種の異なる「最上早生本五割そば」も発売し、シリーズ2種の展開で産地の付加価値をアピールする。 今回、小型の鍋…続きを読む
価格改定での大幅な値上がりによって、数量が伸び悩むSMのそばカテゴリーで、山形市の城北麺工の「羽州山形二八そば200g」が存在感を高めている。トレンドのそば粉高配合に加え、買いやすい価格帯を維持したスペックが評価されている。ロングセラーの「羽黒そば【…続きを読む
2023年産のそば収穫量で北海道、茨城、長野に次いで4番目に多い山形県。そば屋が軒を連ねる「そば街道」が尾花沢市や大石田町など各地にあり、東北有数の消費地としても知られている。自治体では“そば王国”として観光客の誘致を推進している。 山形県のそばの…続きを読む
戸田久は前期、増収増益で売上げは前年比10%増。猛暑で冷麺、チルド麺ともに好調だった。売上構成比は、冷麺60%、ゆで・生麺30%、乾麺5%、スープなど仕入れ商品5%。柱の冷麺は同7%増。家庭用、業務用、ギフト含め冷麺全体の75%が関東市場が占める。「…続きを読む