カントリーリスクの回避、耕作放棄地の活用などの多様な観点から、薬用作物産地支援協議会(薬産協)は農林水産省などの支援を受け、生薬の原料となる薬用作物の国産化・産地化を推進している。薬用作物はもともと漢方薬向けが中心だが、栽培技術の未熟さなどから医薬品…続きを読む
大江化学工業は、より生産効率の高い原料を使った脱酸素剤の開発を進めている。すでに処方は完成済みで、25年度中の機械導入、早期の販売体制の実現を目指す。 同社は18年から、より安価で安全性の高い原料を使った特定ユーザー向け留め型「タモツ」の販売を開始…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 前期(2024年12月期)は新規取引先の獲得や既存取引先での取引量増加によって増収増益で着地することができた。従来からのグッズ、お土産需要に加えて地元SMでの取り扱いが増加しており、小売各社が差別化を図るため、…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は原料費高騰による物価高で買い控えが起こり、小売各社が買上点数の減少に苦戦していた印象だ。 当社もその影響を受け販売枚数の面で苦戦した。ただ一昨年に続き昨年も新商品を多く投入したことや小売店の量目調…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年も引き続き値上げに対応する年となった印象だ。人件費や物流コストの上昇などを考慮するとさらに適正な価格にする必要があるため、今後も価格の適正化に向けた取り組みを推進していく。前期(2024年7月期)を振…続きを読む
三谷産業は、独自技術を用いてエノキ茸から風味とうま味成分を抽出した「えのきエキス」と「えのき濃縮だし」を開発。昨今のエキス・だし原料の供給不足への課題解決が期待できる製品として、食品メーカーへ向けた提案を進めていく。(立石亘) ※詳細は後日電子版に…続きを読む
【関西】ロート製薬は21日、循環備蓄食品「ハートフード5年常温保存おにぎり」のオンライン予約受付を開始した。「もしも」の有事と「いつも」の平時に活用できる長期保存型おにぎりとして訴求し、食を通じて生活者の安心と健康をサポート。ローリングストックへの意…続きを読む
●茶農家存続、価値向上貢献を 日本人の味覚に合った「和紅茶」を--。味の素AGFは、丸新柴本製茶(静岡県牧之原市)と共同で、同社として初となるオリジナルの日本の紅茶葉(和紅茶)の試作製造を開始した。海外産紅茶とは異なる「華やかで香り高く、すっきりし…続きを読む
明治は「ひらけ、カカオ。」をスローガンとした取り組みで、「カカオ由来の美容素材」ブランドの確立を目指す。14日、同社の独自素材「カカオセラミド」を配合した美容系チョコレート「カカオボーテ」=写真=を、全国のSMとDS、一部CVSで発売した。同品で美容…続きを読む
兵庫県手延素麺協同組合は今春から全品目で5%の値上げを実行するとともに、今年は新商品の発売を計画する。十分な供給体制を維持し、商品の品質をこれまで以上に追求する一方、生産者に設備投資を提案することで生産効率の向上を促し、後継者の育成につなげる。10年…続きを読む