食品小売の関東市場は、国内では圧倒的に巨大な上に、今後の人口減の影響も最も緩やかになると見込まれる。ただ、スーパーやCVSの店舗推移には飽和感も垣間見える。また、国内有数の有力チェーンがしのぎを削る市場でもあり、容易な環境ではない。自社フォーマットの…続きを読む
●改装で南エリア モデル店づくり ヤオコーは、店舗の売上げをさらに伸ばすため、今期の方針「価値に集中する」の中でも「おいしさ」へのフォーカスを強めていく。成果を上げてきた商勢圏を大別する南北施策は25年度も継続、24年に形にした北エリアのモデル店に…続きを読む
CGCグループは25年度の活動計画として経営的視点で連携をより意識した活動を展開する方針を打ち出した。昨年発足した神奈川、千葉の両地区を含めて全国10地区本部体制が始動しており、将来を見据えて地区本部同士、地区本部内の加盟企業、地区本部を超えた加盟企…続きを読む
サッポロビールは25年、ビールカテゴリーへの注力を一層加速する。リアルとデジタルを駆使した各接点で、ブランドの個性や物語、資産を継続発信し、ユーザーの共感を創出。ビールに関心の薄い層を取り込むことで、次世代ビールユーザーの開拓を推し進めたい考えだ。「…続きを読む
昨年は4月に三井物産流通ホールディングス傘下の4社を完全統合し、新たに三井物産流通グループが誕生した記念すべき年となりました。7月には当社が目指すべき方向性を示すMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を策定・発表し、「明日(みらい)の流通をつくる」…続きを読む
世界および日本経済は一段と不安定化しており、不確実性が高まっています。また、歴史的な円安、原材料、エネルギーコストの高騰など、厳しい外部環境にさらされており、先んじてさまざまな対応策を講じることが必要となっています。 弊社におきましても、お客さまの…続きを読む
●課題にオールジャパンで 日本冷蔵倉庫協会(日冷倉協)と東京冷蔵倉庫協会(東冷倉協)は10日、東京都内で賀詞交歓会を共催し、約600人が参集した。日冷倉協の浜田晋吾会長(ニッスイ社長)は、冷蔵倉庫業界について改正物効法への対応や人手不足対策など「難…続きを読む
豊かな自然に恵まれた甲信エリアは、野菜や果実などの宝庫。リンゴやブドウ、桃、エノキ茸、加工用トマト、本わさびなどが日本一、または全国トップクラスの生産量を誇る。 これら農産物を主な原料に、地域の農産加工業は地域経済をリードしてきた。現在では日本ワイ…続きを読む
◆マルイチと県水、25年度をめどに統合 市場規模が縮小する中、ナショナルチェーンと連動したナショナル卸の台頭などが進み、激しい競合を戦っている甲信エリアの地域卸。インバウンドを含む観光需要など業務用市場が順調に推移する一方、量販向けは商品の値上げラ…続きを読む
人口減少や少子高齢化を背景に、市場規模の縮小が続く長野、山梨両県の食品マーケット。SMは長野のツルヤ、山梨のオギノなど地元チェーンが盤石の基盤を誇るが、生鮮や惣菜も含め食品販売を強化するドラッグストア、ディスカウントストアなどとの業態を超えた競争が過…続きを読む