●強みの地域密着で存在感 目を引く「攻め」の営業活動 地域卸各社は自社展示会の開催をはじめ、強みとする地域密着の取り組みでメーカーと得意先をつなぐ役割を果たし、自社が活動するエリアでの存在感を示している。継続して価格改定への対応に努めるとともに、既…続きを読む
◆2024年問題本番 製配販で最適連携へ 日本加工食品卸協会(日食協)が、サプライチェーンの全体最適化へ急ピッチで取り組みを強化している。4月から本番を迎えた物流「2024年問題」への対応をはじめ、次世代を見据えたメーカー・卸間の標準EDIの構築に…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇日本アクセス・俵積田秀剛酒類MD部長 一つ目の「市場創造」は国内酒類の消費低迷を打破するため。当社が23年2月に立ち上げた「チル酒」は、冷蔵の“チルド”と、のんびり時間を楽しむといった意味の“チルアウト”から名…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇伊藤忠食品・福嶋義弘取締役・常務執行役員営業統括部門部門長代行(兼)商品本部本部長 まずは「コミュニケーションツールとしての適正飲酒の勧め」を挙げたい。厚労省の飲酒ガイドラインが公表され、各自に合った飲酒量を守…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇三井物産流通グループ・佐藤友治三井食品ユニット商品本部本部長 「付加価値」を挙げたい。これまでのように値頃な商品を2~3本買ってもらうのを、高単価のアイテムを1本買ってもらうといったことが大切な気がする。大手メ…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇三菱食品・細田博英取締役常務執行役員商品統括 まずは「酒税率変更への対応」。生活者の商品選択肢が変わるため、そうした動きをいち早くとらえて、小売業に対応策を提案する。今回の酒税改正で増税対象だった新ジャンルの需…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇日本酒類販売・村上浩二取締役専務執行役員営業本部本部長 一つ目には「日本産酒類の需要創造」を挙げたい。ジャパニーズ・ウイスキーをはじめメード・イン・ジャパンのお酒は海外での評価が高く、実際に輸出も好調だ。人口減…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇国分グループ本社・東野聡執行役員マーケティング・商品統括部酒類部長兼戦略推進室長 一つ目は「適正飲酒」。2月に厚生労働省から発表された「飲酒ガイドライン」の動向を注視している。国税庁の指導もあり、メーカーも未成…続きを読む
コロナ5類移行から1年半が経過し、業務用酒類の回復が本格化。2月には厚生労働省の「飲酒ガイドライン」発表が波紋を広げた。「需要創出」「適正飲酒」「食とのマリアージュ」など全国系卸の酒類トップによる24年のキーワードをまとめた(日本食糧新聞7月20日付…続きを読む
新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。酒類卸各社は「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高付加価値戦略に力を入れる。…続きを読む