伝承の長期熟成「臼杵の八本木樽醤油」発売(フンドーキン醤油)

調味料 1999.03.26 8507号 16面

フンドーキン醤油(株)(本社=臼杵市、0972・63・2111)は4日の大安、吉日に「臼杵の八本木樽醤油」を初出荷、新発売した。

同商品は、樹齢四〇〇年のヒバの芯材だけで作った日本一の木樽(直径六m×高さ九m)に仕込まれ、三年越しに完成したもので、通常六ヵ月熟成の六倍の期間を設けた。

そのため、味はうまみがあり、なめらかで、芳醇、ふくよかで深みのある香りと強いコシが特徴。色も澄み切った赤褐色で、テリとツヤがある。

原料は大分産の丸大豆、小麦、臼杵白馬渓の湧き水、天然塩を使用し、何から何まで原料にこだわり、伝承された長期天然醸造で、醤油の原点を追求した造りとした。

同社では近年のグルメブーム、健康志向の消費者に対応し、開発したもので、百貨店、通販などで販売。初年度一〇万本、売上げ一億円を見込んでいる。

七二〇ミリリットル、小売一〇〇〇円。通販一ケース(七二〇ミリリットル・六本入り)小売六〇〇〇円。

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