アサヒビール薬品（株）（東京都中央区、０３・３５６３・０６１１）と田辺製薬（株）（大阪市中央区、０６・６２０５・５２１１）は１２月１日、ビール酵母製剤「エビオス錠」（一般用医薬品）に二〇〇〇錠タイプを追加、全国発売する。現在、同商品は二七〇錠（分包タイプ）と六〇〇錠、一二〇〇錠の三タイプを揃えるが、今回の容量追加は消費者の大容量要望にこたえてのこと。希望小売価格・税別は二四八〇円。

「エビオス錠」は一九三〇年の発売以来、幅広く健康増進に役立つ医薬品としてヒットを続けている。胃腸の健康や不足しがちな栄養素の補給、妊産婦・授乳婦、虚弱体質の人への栄養補給などに効果がある。

ビール酵母はタンパク質やビタミンＢ群、ミネラル、食物繊維、核酸など多くの栄養素を含有。同商品の一日量（大人三〇錠）で乾燥酵母七一二五ミリグラムを摂取でき、消化機能の向上や弱った胃腸の働きを活発にする。

ほかの容量の価格・税別は二七〇錠五〇〇円、六〇〇錠八七〇円、一二〇〇錠一六〇〇円。