ソース特集2024
◆ソース特集:施策問われる真価の年に 店頭売価値上げ、着実に浸透
ソース市場は、家庭用は値上げの影響で売上額は増加も数量は減少となっている。一方、業務用は2023年5月の新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行後、外食の活況やイベントの復活などにより、需要は増加、惣菜も堅調だ。しかし、テークアウトの小袋需要は一段落。為替、原料事情などコストアップ要因はあるものの、すべての食品の値上げラッシュという事態も落ち着き、いよいよコロナ禍から今まで進めてきた営業施策・商品施策などの真価が問われる1年となる。(金原基道)
●数量減要因