全国小売流通特集

全国小売流通特集:エリア動向=甲信越 購買行動・人流変化、必至の商圏再構築

小売 2021.07.31 12269号 14面
5月に開業した甲府市のウェルサイド山の手

5月に開業した甲府市のウェルサイド山の手

県が進める「健康立県にいがた」を店舗で掲げ健康軸の商品施策で差別化を図る(20年11月にオープンした原信寺沢店)

県が進める「健康立県にいがた」を店舗で掲げ健康軸の商品施策で差別化を図る(20年11月にオープンした原信寺沢店)

 甲信エリアの食品マーケットは、人口減少が進む中で業態を超えたオーバーストアが進む。食品スーパー(SM)チェーンは長野のツルヤ、山梨のオギノと両県トップが盤石の基盤でけん引するが、ナショナルチェーンやローカルチェーンのディスカウントストア、出店ラッシュが続くドラッグストア勢らと、限られたパイを奪い合う構図だ。郊外では大型商業施設の新規出店計画も進み、中心市街地をはじめとする既存商圏は再建が必至。少子高齢化の加速で人の流れや購買行動がさらに変わると見られる今後に向けて、生活商圏

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国小売流通特集

    全国小売流通特集

    小売

     社会・経済活動は、新型コロナウイルスの感染リスクと依然として背中合わせにある。ワクチンの接種は医療従事者4万人が先行して2月17日から始まり、5月以降は全国の高齢者に、7月末には必要とされる2回目の接種を希望する高齢者 […]

    詳細 >