買物DX:USMH スキャン&ゴーの変革(上)技術改善がDXの土台

連載 小売 2022.03.16 12375号 01面
グループの標準機能として展開する「スキャン&ゴー」(マックスバリュ関東津田山店)

グループの標準機能として展開する「スキャン&ゴー」(マックスバリュ関東津田山店)

USMH山本慎一郎副社長

USMH山本慎一郎副社長

スキャンディット関根正浩氏

スキャンディット関根正浩氏

 ●顧客スマホ活用で性能差解消を
 買い物途中に顧客自身が商品をスキャンする仕組みは、スーパーのレジ待ち解消の手段として実用化の段階に入った。すでにユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は、スマホアプリ「スキャン&ゴー」をほぼ全店に導入している。利用者の拡大に向け、昨年12月にアプリのバーコード読み取り機能を向上させた。この技術的な改善が、顧客の買い物体験をDX(デジタルトランスフォーメーション)していく土台になるという。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら