グループの標準機能として展開する「スキャン&ゴー」(マックスバリュ関東津田山店)
●顧客スマホ活用で性能差解消を
買い物途中に顧客自身が商品をスキャンする仕組みは、スーパーのレジ待ち解消の手段として実用化の段階に入った。すでにユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は、スマホアプリ「スキャン&ゴー」をほぼ全店に導入している。利用者の拡大に向け、昨年12月にアプリのバーコード読み取り機能を向上させた。この技術的な改善が、顧客の買い物体験をDX(デジタルトランスフォーメーション)していく土台になるという。