新たな戦略拠点に位置付ける「後志支社・後志配送センター」
コロナ禍の2年間、家飲み需要増加で家庭用酒類の販売が増進した一方で、歓楽街や観光地の料飲店、ホテル・宿泊施設をはじめとする業務用酒類マーケットは甚大なダメージを被った。この夏は新規感染者の拡大傾向が続いているものの、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの行動抑制がなくなり、さまざまなシーンで人流は回復。道内酒類卸大手・北海道酒類販売では「コロナ前の19年比で6~7割、良いところでは8割まで需要が戻ってきた」と、業務用市場復調に確かな手応えをつかんでいる。