加工ごま特集

加工ごま特集:豊年屋 国産・県産の原料不安に懸念

農産加工 2019.07.19 11911号 11面

 【長野】豊年屋が力を入れる国産・長野県産ごま。NB展開するいりごま、すりごまなど家庭用アイテムの拡売、国産・地産訴求製品への採用が進むなど、「旺盛な需要で右肩上がりが続いている」(高橋卓哉社長)。
 一方で、天候不順や生産者の高齢化、減少に伴う減産で原料確保は年々、難しくなる一方。当然、仕入れ価格も「この10年で2倍以上」に上昇し、「今がギリギリ。これ以上、上がると、市場から敬遠されるかもしれない」と懸念を強めている。
 「差

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