長野・山梨地区新春特集
長野・山梨地区新春特集:小売流通=県外進出で新たな成長へ ツルヤ、群馬へ進出
群馬県に今秋進出するツルヤ=諏訪市の上諏訪店
19年10月の台風19号に伴う千曲川の堤防決壊で大規模な浸水被害を受けたデリシア豊野店(長野市)。現在も店内一部での限定営業を余儀なくされている
長野、山梨両県の食品小売市場は、全国の地方商圏と同様に人口減少や少子高齢化で消費基盤の弱体化が進む。食品スーパー(SM)やコンビニエンスストア(CVS)、ディスカウントストア(DS)、ドラッグストア(DgS)など、業態を超えてオーバーストアが進む一方、店頭やバックヤードの人手不足は深刻で閉店や撤退など店舗運営の行き詰まりも顕在化している。
SM市場は、両県とも地元チェーンが強さを維持する。長野県のツルヤは今年秋、県外初出店となる「ツルヤ前橋南ショッ
-
長野・山梨地区新春特集
総合令和初の正月を迎え、2020年の幕が開けた長野・山梨県の食品業界。加速する人口減少や高齢化、人手不足、コスト圧迫、流通再編など、難題が山積する新たな時代に踏み出した。 19年は、改元から消費税の引き上げ、両県などを襲 […]
詳細 >