長野・山梨地区新春特集
長野・山梨地区新春特集:地域卸=「地域力」武器に需要創出
県産のワイン・シードルを積極的に提案した酢徳の総合展示会=19年6月、軽井沢町
「信州グルメ」で台風19号水害からの復興を呼びかけたナガレイの冬季フェア=2019年10月、長野市
川上の仕入れ原価上昇、川下の流通再編と、激流にさらされる川中の地域卸。ナショナル卸や侵攻リージョナル卸との競合、「中抜き」流通の拡大などで、いつ水底に引き込まれてもおかしくない難局が続く。
甲信エリアはローカルSM勢が強さを保ち、品揃えや消費動向に地域性がいまだに強く反映されている市場。全国トップクラスの生産・製造量を誇る野菜や果実、加工食品なども多いことから、地域卸各社は、こうした「地域力」を事業・商品戦略の柱に据えて、需要創出を目指している。
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長野・山梨地区新春特集
総合令和初の正月を迎え、2020年の幕が開けた長野・山梨県の食品業界。加速する人口減少や高齢化、人手不足、コスト圧迫、流通再編など、難題が山積する新たな時代に踏み出した。 19年は、改元から消費税の引き上げ、両県などを襲 […]
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