年末年始(12月31日~1月3日)の4日間で前年を3%上回る約60万人が参拝に訪れた長野県長野市の善光寺
新たな年を迎えた甲信エリアの食品業界。強まる一方のコスト圧迫や深刻化する人手不足、世界情勢の不安などさまざまな難題が立ちふさがる中、先行きの見えない船出となった。本紙がエリア内の食品関連企業を対象に2025年の最重要課題を聞いたところ、「価格改定」が最も多く挙がった。「値上げ」の進ちょくを理想に対する満足度で示してもらった設問は「50%」との回答がトップで、価格転嫁は進んでいるもののコストアップのペースには追い付かず、道半ばといった状況がうかがえる。