缶詰・瓶詰・レトルト食品特集2025
缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:ハウス食品 玉ネギのおいしさ追求
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◆缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:コスト構造改善に活路
調理品・コメまわり品 缶詰 特集 2025.09.12缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・包材価格の高騰に加え、国内外の人件費、物流・エネルギー費の上昇などを背景に2025年上期も値上げが続いた。他方で、コメの価格高騰が消費者の節約志向を加速させ、特にご飯…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:缶詰=値上げの余波続く 原料調達難で減産基調
缶詰 特集 2025.09.12食品缶詰業界(飲料を除く丸缶)は、21年からの長い値上げラッシュを経て、厳しい減益のトンネルを脱しつつある。ただ明確な回復軌道に入ったとは言い難い。コメ価格高騰などで節約志向の逆風は強く、多くが収益バランスの不安定化に直面。カテゴリーによっては今春ま…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:瓶詰=ジャムが消費回復 コメ高騰、明暗分かれる
スプレッド 漬物・佃煮 特集 2025.09.12瓶詰市場は主力のジャムの消費回復が進み、パン食とヨーグルトの需要増に応じている。値頃感のある紙カップとともに大瓶に消費が集中し、瓶詰が伸長。海苔佃煮は昨秋からのコメ高騰が悪影響を及ぼし、ジャムと明暗を分けた。ジャム、海苔佃煮ともに原料高、価格改定は続…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:レトルト食品=時短・簡便から好調 業務用カレー…
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12レトルト食品市場は、調理の簡便化や節約志向により全体として好調を持続している。日本缶詰びん詰レトルト食品協会による24年(1~12月)の生産量は49万9247tとなった。今年から同協会が集計方法を変更したことで比較はできないが単純に前年と比べると33…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:ニッスイ “作る楽しさ”サバ缶で
缶詰 特集 2025.09.12ニッスイの缶・瓶詰を含む常温食品事業は今期、4~7月期売上高が前年同期比微減で推移した。水産缶詰は値上げの影響が大きく、主力のサバ缶が苦戦、サンマ缶は回復傾向にある。好調を維持していたサケほぐし瓶詰は、コメの価格高騰に伴うご飯関連商品の販促減少の影響…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:はごろもフーズ 「旨海シーチキン」3種発売
缶詰 特集 2025.09.12はごろもフーズの缶詰・レトルト食品主体の家庭用製品は今期4~6月期、主原材料費や容器包材の価格上昇などによる価格改定の影響を受け、前年同期比では売上げ微減だった。ただ前年同期が好調であったため、ほぼ横ばいの推移ととらえている。主力のツナはパウチ入り「…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:桃屋 「塩分40%カット」育成
漬物・佃煮 特集 2025.09.12桃屋は一般家庭用製品で初めて減塩商品を発売し、健康志向の高まりに応える。25年8月25日から「塩分40%カットのごはんですよ!」を導入し、おいしさも両立した新たな原料バランスが好評を博している。既存品は「ごはんですよ!105g」を発売。凶作続きで暴騰…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:永谷園 「甘からみそ味」好発進
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12永谷園のレトルト惣菜は野菜相場の影響、前3月期までの好業績の反動で苦戦している。「麻婆春雨」「広東風かに玉」を中心に展開し、野菜安で麻婆茄子などの野菜メニューに需要が移った。卵価格も上昇して悪条件が揃った。苦境だが、縦型パッケージに刷新し、売場への展…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:マルハニチロ 北海道産天然ブリ使用
缶詰 特集 2025.09.12マルハニチロの缶詰事業は今期、4~7月期累計の売上数量が前年同期を上回って推移し、特にサバ缶は好調、イワシ缶も伸長した。サンマ缶も同様で、不漁期が続く中でも調達を安定化して増産。利益面も改善している。レトルト事業も主力の「金のどんぶり」シリーズが好調…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:ハウス食品 玉ネギのおいしさ追求
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12ハウス食品のレトルトは昨年度で全体が同4.2%増の216億円となった。昨年度の市場はマイナスで推移しており、同社のレトルト類は好調に推移した。レトルトカレーは同4.6%増。レトルトカレーは主力の「〓〓(カリー)屋カレー」が同7.0%増、「プロクオリテ…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:シマヤ 備蓄食として需要喚起
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12レトルト雑炊シリーズを展開するシマヤは、残暑が続く中で火を使わずに加熱調理できるレンジアップ対応の強みを訴求していく。加熱なしでも食べられることから、防災・備蓄需要の高まりにあわせて備蓄用途の認知拡大にも力を注ぐ。 主力の「昔ながらの雑炊」シリーズ…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:極洋 本格海鮮だしつゆ注力
調理品・コメまわり品 缶詰 特集 2025.09.12極洋の缶詰事業は今期4~7月期、売上高・数量ともに前年同期を上回り好調だ。売上げでは、サンマ缶が約1.5倍の販売増、サバ缶も計画通り前年比2桁増の伸長となった。イワシ缶は若干の前年割れ。ツナ缶はカツオの減少をマグロで補ってほぼ前年並みで推移した。今秋…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:丸美屋食品工業 「麻婆茄子」などけん引
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12丸美屋食品工業の今12月期のレトルト中華料理の素は「麻婆茄子の素」「贅を味わう」シリーズがけん引して順調に推移している。「麻婆春雨」などの春雨は2桁成長して好調。麻婆トップの「麻婆豆腐の素」のブランドを生かしている。「麻婆豆腐」と同じ2回分の「旨い!…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:ホテイフーズコーポレーション 「やきとり」コラ…
缶詰 特集 2025.09.12ホテイフーズコーポレーションの今期(25年9月期)の業績は、主力の「やきとり」が今年で発売55周年を記念して、3月発売の「やきとり ゴーゴーカレー味」と「同岩下新生姜入り」といったコラボ商品が当初予想を超えて好調な半面、物価高で進む買い控えに伴い、前…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:エスビー食品 「あじわいカレー」拡充
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12エスビー食品のレトルトカレーは昨年度、前年比5.0%増の164億1000万円と好調に推移した。市場は前年を下回っており同社のレトルトカレーは市場より大きく伸長した結果となった。パスタソースは「予約でいっぱいの店」シリーズがリブランディングを実施した影…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:テーブルランド なめ茸、ボトルへシフト
漬物・佃煮 特集 2025.09.12テーブルランドがトップシェアを誇る瓶詰の定番アイテム、なめ茸。「ご飯のお供」として、半世紀以上にわたり家庭の食卓を中心に親しまれているが、ここ数年はプラスチック製ボトル容器の製品がシェアを広げており、同社も「ボトル入りなめ茸」「とろ~りなめ茸」などボ…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:明治屋 コンビーフレシピ発信
缶詰 特集 2025.09.12明治屋は「Myコンビーフ スマートカップ」シリーズで、SNSを通じてレシピ提案を進める。レンジで簡単に調理できる利点を打ち出し、同シリーズの需要の活性化を図る。また、創業140周年にちなみ、1933年発売の缶詰「ウィンナーソーセージ」の提案にも力を入…続きを読む
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缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:大塚食品 新ボンカレーは和だし
調理品・コメまわり品 特集 2025.09.12大塚食品が展開する「ボンカレー」は、「麺」と「ご飯」両方で楽しむ新たなカレー体験を提案する。1日に、3種の和だしとコク深いカレーの調和が楽しめる「旨みを味わう和のボンカレー こだわりだしの和風カレー」を新発売した。レトルト食品のパイオニアとして、多様…続きを読む