【1分動画解説!食品業界キーワード】食のウェルネス

ウェルネスとは「身体、精神、社会環境のいずれも健康である状態」を指すキーワード。おいしく健康増進できることが世界中でトレンドとなっており、日本も例外ではない。食のウェルネスを通じて消費者のQOLを向上する働きが、ますます盛んに行われそうだ。

中鎖脂肪酸油(MCT)を手軽に摂取できる「日清MCTオイル」を販売する日清オイリオグループは、運動不足や高齢者を中心とするフレイル・低栄養などの課題に向け、さまざまな商品にMCTを提案。

明治も、ウェルネスを分かち合う社会実現への貢献を目指し、「meiji New Action」を2022年度からスタート。第2弾としてヨーグルト新時代の開拓の加速を掲げ、免疫活性化作用やカロテノイド吸収促進作用などの研究を進め、広く情報発信している。

小売店ではウェルネスに特化した「イオンタウン旗の台」が2022年末にオープン。物販は1階のウエルシア薬局とビオセボンのみ、2階には5つのクリニックが入る。同社では「実験的なモデルになる」と意気込みを表明。

買物データから栄養管理をするアプリ「SIRU+(シルタス)」は、ユーザーの栄養状態に合わせて、不足栄養素を補える商品を無料でプレゼントする機能「えらべる栄養ギフトβ版」を追加。明治、ハウスウェルネスフーズ、大塚製薬が参加中だ。

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