メイプルフーズ、セミナー試食会開催でベトナム産キャットフィッシュ提案

2003.08.04 271号 22面

(株)メイプルフーズ(東京都中央区、電話03・5565・7001)は、在日ベトナム大使館、ベトナム水産物輸出業・加工業組合、(社)大日本水産会らと「ベトナム産キャットフィッシュとシーフードセミナー&試食会」を東京・渋谷のベトナム大使館でこのほど共催した(写真)。年末商戦をにらむ外食関係者ら二〇〇人が出席し、高品質で調理の汎用性に優れるキャットフィッシュ料理に舌鼓を打った。

ベトナム産キャットフィッシュ(ナマズ)は、流水養殖場のきれいな水質で育つため淡水魚特有のクセがなく、適度な脂がのって身肉の食感に優れる。また、発育の回転が早く価格も安い。

同国の水産養殖は年々拡大し、この三年間で生産量は約五〇%増加(四二万一〇〇〇t)。その大半を占めるキャットフィッシュは、米国をはじめ世界各国に輸出市場を広げている。

ベトナム食材のパイオニアとしてユニークな加工製品を外食市場に送り出してきたメイプルフーズは、今回の試食会で、キャットフィッシュの炭火焼き、ハーブパン粉焼き、酒蒸し、フライ、唐揚げなど、外食業務用に新発売するキャットフィッシュの製品ラインアップを紹介した。

セミナーでは、戸恒徹司社長が、「ベトナム人は勤勉で向上心旺盛、忠誠心があり定着率がよい。なにより頭脳明晰で技術習得が早い。仏教国の背景もあり、わが国との相性は抜群」とあいさつ。ブー・ズンベトナム駐日大使は「対日経済の活性化のために水産輸出に最適な環境づくりを約束する」と宣言し、ハー・ケ・トーアン駐日商務参事官は「メイプルフーズの発展は、ベトナム政府の開放政策成功の証。今後も日越経済活性の牽引役として期待する」と語った。

現在、キャットフィッシュの輸入は米国産養殖魚が大半を占めるが、淡水魚のイメージが強く消費は停滞している。食べやすく高品質なベトナム産がブームに火をつけるか見物だ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: ニッスイ