調理機器ガイド=フライヤー ガスフライヤー(東京ガス)

1993.06.07 29号 19面

いま、フードサービス業界にあって、フライヤーは必須の調理機器である。どんな料理にもフライ類は欠くことのできないメニューになっているからでもあるわけだ。これまでのフライパンや中華鍋などよりもグーンと能率がアップして、しかも使い便利で清潔、安全性は抜群といったように、フライヤーは日進月歩に改良されて業界ニーズに応えている。

なんといってもフライの一番大事なことは、カラッと仕上がることである。揚げムラがなく、長時間に多量のフライ類が均等にあがるのも大きな条件である。もちろん、油の過昇防止装置、空焚防止の設置、漏電遮断など一段の改良が加えられて、いまやツマミ一つで油量や温度が設定できるまでになっている。

フライヤーの型も、大型、小型、一槽物、二槽物、卓上物と業態に応じて各種あり、熱源も電気フライヤー、電磁フライヤー、ガスフライヤーから圧力フライヤーなどが登場、専門各メーカーはフライヤー機能の技術アップに日夜励んでいる。

(東京都港区、03・5476・0536)

新製品、フタ付オートフライヤー。スイッチを押すだけで、マイクロコンピュータが自動的に調理。フタはオートリフトと連動しており、油の飛び散りなく、油面の放射熱も七〇%も大幅に低減。

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