海外通信 外食ビジネスの新発想(38)フェイマス・ワッフル・サンドイッチ スイーツにも軽食にも

2021.03.01 505号 10面
写真1:「スモア」7$99¢

写真1:「スモア」7$99¢

「ハワイアン・ハム&チーズ」と「ピザ」のワッフル(各7$99¢)

「ハワイアン・ハム&チーズ」と「ピザ」のワッフル(各7$99¢)

イチゴのアイスクリーム、クッキーバター、フルーティーぺブルズを挟んだアイスクリーム・ワッフル(8$49¢)

イチゴのアイスクリーム、クッキーバター、フルーティーぺブルズを挟んだアイスクリーム・ワッフル(8$49¢)

「ブルーベリー&クリームチーズ」と「マンゴー&クリームチーズ」のワッフル(各6$99¢)

「ブルーベリー&クリームチーズ」と「マンゴー&クリームチーズ」のワッフル(各6$99¢)

写真5:左から「ウベのアイスクリーム&クッキー&クリーム」「バニラ&シナモントースト・クランチ」「ストロベリー&クッキーバター+フルーティーぺブルズ」

写真5:左から「ウベのアイスクリーム&クッキー&クリーム」「バニラ&シナモントースト・クランチ」「ストロベリー&クッキーバター+フルーティーぺブルズ」

「スモア」と「チキンのフライのワッフル」各7$99¢

「スモア」と「チキンのフライのワッフル」各7$99¢

オレンジ色をベースにした明るい店内

オレンジ色をベースにした明るい店内

2020年12月にオープン

2020年12月にオープン

 ●中身を変えてスイーツにも軽食にも 手軽に作れて高い汎用性

 日本でもおなじみのワッフル。ワッフルはスイーツというイメージが強いが、フィリングを変えれば軽食用にもなり汎用性が高い。

 サンディエゴにある「フェイマス・ワッフル・サンドイッチ」では、バナナとチョコレート、イチゴとクリームチーズ、ブルーベリーとカスタードなどを挟んだ「スイーツ・ワッフル」と、ハムとチーズ、チキンのフライ、ピザ、ツナ、卵とチーズなどを挟んだ「セイボリー・ワッフル」のほか、ウベ(紫芋)のアイスクリームとクッキー&クリーム、イチゴのアイスクリームとクッキーバター+フルーティーぺブルズ、バニラアイスクリームとバナナキャラメルを挟んだ「アイスクリーム・ワッフル」をラインアップしている。

 もちろん、フィリングを自分で選んでマイ・ワッフルを作ることもできる。この場合は、ワッフル+好みのフィリング1種は5$99¢で、追加のフィリングは1種につき99¢。フィリングは、イチゴ、マンゴー、バナナ、ブルーベリー、アップルパイなどのフルーツ系のほか、メープルバター、クリームチーズ、カスタード、キャラメル、卵、ハムなどのチョイスがある。

 ワッフルは、注文を受けてから作り、熱々のほかほかを提供。生地をグリドルに流し込むだけなので、パンケーキやビスケットと比べて、より早くより簡単に作れる。フィリングを変えるだけでメニューの幅を広げられ、オペレーションは容易だ。オリジナルのフィリングも考案できる。持って食べられるハンドヘルドのスナックであることも人気の秘訣だ。

 同店は、アイスクリームやフルーツのスラッシュも取り揃えている。

 ●店舗情報

 「フェイマス・ワッフル・サンドイッチ(Famous Waffle Sandwich)」

 所在地=4853 Convoy Street San Diego, California

 ●人気トップ3

 (スイーツ・ワッフル)

 ・チョコレートヘイゼルナッツ&バナナ

 ・スモア

 ・マンゴー&クリームチーズ

 (セイボリー・ワッフル)

 ・チキン&ベーコン

 ・ピザ

 ・ハワイアン・ハム&チーズ

 【写真説明】

 写真1:スモアは、キャンプでよく食べられるアメリカのスナック。マシュマロをキャンプファイアーであぶり、溶けたところをチョコレートと一緒にグラハムクラッカーに挟んで食べる。同店では、あぶったマシュマロをワッフルで包み、砕いたグラハムクラッカーをまぶしている

 写真5:アイスクリーム1スクープ+1トッピングは3$99¢、2スクープ+1トッピングは4$99¢

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