全国緑茶特集2024
静岡や京都の宇治などの産地での新茶の初取引では最高値を記録し、今年は幸先のいいスタートを切った。一方、肥料や燃料などの資材価格の高騰は続き、市場環境は厳しいままだ。そのため、「Matcha」として世界的に広く認知されている抹茶原料の輸出に活路を見いだす茶商は少なくない。(宇佐見勇一)
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◆全国緑茶特集:初取引、最高値の好スタート 「Matcha」輸出に活路
飲料 2024.06.24静岡や京都の宇治などの産地での新茶の初取引では最高値を記録し、今年は幸先のいいスタートを切った。一方、肥料や燃料などの資材価格の高騰は続き、市場環境は厳しいままだ。そのため、「Matcha」として世界的に広く認知されている抹茶原料の輸出に活路を見いだ…続きを読む
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全国緑茶特集:需要喚起へ向け絶好の一年 簡便な水出し煎茶を積極アピール
飲料 2024.06.24◇全国茶商工業協同組合連合会 佐々木余志彦理事長 24年の新茶は品質が良く、需要喚起の絶好の一年といえる。夏に向けて、簡便な水出し煎茶の積極的なPRをはじめ、輸出や有機栽培などの伸びている市場を取り込みながら活性化を図っていく。今回、全国約1000…続きを読む
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全国緑茶特集:伊藤園 簡便性製品を強化 喫茶文化など魅力発信
飲料 2024.06.24伊藤園は、お茶の「おいしさ」「すこやかさ」「たのしさ」を訴求し、緑茶リーフ市場のさらなる拡大に取り組む。 今期も、伸長するプレミアムティーバッグやインスタント製品(パウダータイプ)などの簡便性製品の強化に注力する。 加えて、お茶が果たしてきた役割…続きを読む
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全国緑茶特集:宇治の露製茶 「伊右衛門」20周年限定 抹茶入り煎茶に新茶
飲料 2024.06.24宇治の露製茶は今夏、「伊右衛門」の発売開始20周年を記念し、「伊右衛門抹茶入り煎茶100g袋」に新茶を入れ、1ヵ月程度の期間限定で販売する。パッケージにも変化を加え、シズル感をうまく表現するなど、暑い夏に緑茶を飲みたくなるよう工夫を凝らした。惜しみな…続きを読む
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全国緑茶特集:吉村 お茶割りBAR提案 リーフ使用拡大目指す
飲料 2024.06.24吉村は夏に向けて茶雑菓で、フィルターインボトル(FIB)を使って、リーフで入れる緑茶とアルコールメニューを併せた「お茶割りBAR」の提案を行っている。自宅で急須を使ってお茶を入れないライトユーザーで、リーフで入れる緑茶の初心者を対象に、アルコール飲料…続きを読む
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全国緑茶特集:木長園 「宇治茶」の浸透図る 地域一丸で認知向上を
飲料 2024.06.24木長園は、日本緑茶発祥の地である京都府宇治田原町に本社を構え、自社の競争力強化を図るとともに、京都府や同宇治田原町、京都府茶協同組合などと官民連携による地域一丸の取り組みにも参加し、「宇治茶」「京都茶」ブランドの浸透を期す。 林長史会長は「国内市場…続きを読む
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全国緑茶特集:磯田園製茶 OEM売上げけん引 ECサイトで業界活性化
飲料 2024.06.24愛知県田原市の磯田園製茶の今期(24年8月期)の業績は、日本茶のほか、ハーブティーや健康茶などの商品を幅広く手掛けているOEM部門が売上げをけん引している形で前年並みで着地すると見込まれている。 昨年5月には全国各地の生産者や茶商らが気軽に出品でき…続きを読む
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全国緑茶特集:山城物産 酒好きのためのお茶、手軽に作れる緑茶ハイ
飲料 2024.06.24山城物産は、3月15日から緑茶ハイ・玄米茶ハイがティーバッグで手軽に作れる「のんべえ茶師が考えた緑茶ハイのためのお茶15g」「同玄米茶ハイのためのお茶15g」(共に税込み216円)を全国のSM、同社ECサイトで販売している。 クロスセル茶の第3弾と…続きを読む
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全国緑茶特集:吉田園 BtoBで魅力訴求を 働きがいある組織作りへ
飲料 2024.06.24吉田園は、企業理念として「温心茶芯(おんこちゃしん)」を掲げる。日本茶を事業の芯(はしら)とし、人々の心を温め、豊かな暮らし作りに貢献したい--そのような思いが込められている。経営理念は、「誠実」「感謝」「迅速」「考動」の四つ。「迅速」に関しては、相…続きを読む
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全国緑茶特集:丸久小山園 「低カフェイン」反響 抹茶、外国人中心に人気
飲料 2024.06.24丸久小山園の業界初「低カフェイン抹茶」が反響を得ている。抽出に水だけを使う安全・安心の新技術でカフェインだけを約80%除去し、その抹茶原葉を凍結乾燥と石臼で商品に仕上げる。独自の特許製法となっており、テアニンをはじめ、高血圧抑制やがん予防に良いエピガ…続きを読む
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全国緑茶特集:杉本製茶 北米向け輸出が好調 健康素材として定着寄与
飲料 2024.06.24静岡県島田市の杉本製茶の今期(25年1月期)ここまでの業績は、北米向け輸出が好調で前年水準を超えて推移している。現地では抹茶をきっかけに日本茶が飲用だけでなく、健康素材としても定着していることを追い風に順調に業績を拡大している。欧州はもちろんのこと、…続きを読む
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全国緑茶特集:丸善製茶 「匠深蒸茶」新規客獲得に奏功 タイの現地法人も好調
飲料 2024.06.24静岡市の製茶問屋である丸善製茶の直近の業績は小売店向けの新商品「匠(たくみ)深蒸茶」(内容量250g・320g)で新規顧客獲得に奏功するなど、好調に推移している。 また、タイの現地法人MARUZEN FOODS(THAILAND)の売上げが同国の経…続きを読む
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全国緑茶特集:つぼ市製茶本舗 「特撰利休の詩」をPR、大阪産のこだわり逸品
飲料 2024.06.24つぼ市製茶本舗は25年の大阪・関西万博を見据え、消費者に長年愛される同社看板商品「特選利休の詩」のPRに力を入れる。大阪産(もん)にも選ばれる名品で同社のこだわりが詰まっている。原料は茶のプロ、茶審査技術有段者の茶匠が産地に足を運び選定し、長年培った…続きを読む
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全国緑茶特集:ハラダ製茶・原田宗一郎社長 「H.R.D HOLDINGS」設…
飲料 2024.06.24◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 静岡県島田市のハラダ製茶は昨年9月、「H.R.D HOLDINGS」を設立し、グループ各事業間の相乗効果でさらなる飛躍を遂げる。製茶部門は葬儀・ギフト事業との連携で茶文化伝承を促すのと同時に収益力を強化。このほか、…続きを読む
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全国緑茶特集:静岡県茶商工業協同組合・長瀬隆理事長 消費者目線で可能性を
飲料 2024.06.24◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 一番茶をはじめ、リーフ茶の価格の下落が続き、好調が続く抹茶原料の輸出に活路を見いだす茶商が多い中、静岡県茶商工業協同組合の長瀬隆理事長は国際情勢の変化を鑑み、消費者目線で新たな可能性を模索する。今回、「静岡茶市場と…続きを読む
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全国緑茶特集:カワサキ機工・川崎洋助社長 市場環境の変化に対応
飲料 2024.06.24◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 製茶機械メーカー大手の静岡県掛川市のカワサキ機工は市場環境の変化に対応した製品を相次いで開発し、業界を力強く支える。今期(24年8月期)は抹茶関連設備や茶園管理機などが売上げをけん引し好調だ。川崎洋助社長率いる同社…続きを読む