清酒特集

酒類 2019.11.21
清酒特集

 清酒の最需要期である秋冬シーズンを迎え、酒造メーカー各社は独自の商品戦略を展開する。高まる健康志向に対応してボリュームゾーンのパック酒シリーズに新たに「糖質ゼロ」や「糖質ハーフ」といったアイテムの投入、また日本酒はアルコール度数が高いイメージがあり、健康を気遣って飲酒量を減らす傾向を踏まえた低アルコール度数商品の開発などだ。一方、女性ユーザーの開拓を狙い、美容成分を訴求した新商品が目を引く。
 少量をイベントやアウトドアなどのシーンで手軽に楽しんでもらおうと、ニーズが高まっているリキャップできる小容量ボトル缶を採用した商品展開も盛んだ。サッカーJ1・ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手を「アンバサダー」に起用しTVCMやキャンペーンの展開で、新たな若い世代のユーザー獲得を目指す動きも。若者層の取り込みには「インスタ映え」といったSNSを意識した施策は欠かせない。20~30代の女性をターゲットに、ラベルに絵本のようなかわいらしいデザインを採用し、Webサイトを通じたプロモーションに力を入れた展開も見られる。(藤林敏治)