関東歳暮ギフト特集
19年の歳暮ギフトは10月の消費増税に伴う軽減税率で食品が税率8%に据え置かれ、その対応がポイントになる。百貨店は外食から内食へ需要が高まるとみて、食卓をぜいたくに演出するギフトや新しい食べ方を提案する。スーパーは割安感の訴求に知恵を絞り、コンビニエンスストアは自分や近親者へのパーソナルギフトに重点を置く。各業態、主要カテゴリーの動向を追求した。(ギフト取材班)
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◆関東歳暮ギフト特集:増税対応がポイント 内食需要に商機
小売 2019.11.0819年の歳暮ギフトは10月の消費増税に伴う軽減税率で食品が税率8%に据え置かれ、その対応がポイントになる。百貨店は外食から内食へ需要が高まるとみて、食卓をぜいたくに演出するギフトや新しい食べ方を提案する。スーパーは割安感の訴求に知恵を絞り、コンビニエン…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:首都圏百貨店=テーマは「自宅でぜいたく」
小売 2019.11.08首都圏百貨店は、贈答需要が漸減を続ける中、自家消費の開拓に活性化の道を探る。歳暮ギフトは年末の特別なシーンを演出するキーアイテムであり、商品開発ではコト提案と、なぜこの商品なのかというワケ(理由)づくりに重点が置かれている。今年の場合、軽減税率の対象と…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:CVS=「冬ギフト」で定着 自家消費向け強化
小売 2019.11.08コンビニエンスストア(CVS)の歳暮ギフトは儀礼として贈答向けの「歳暮ギフト」からパーソナルギフトとしての「冬ギフト」として定着した。各チェーンは自家消費や近親者向けの品揃えを充実し、簡便や小分け商品、多様な切り口の提案で需要を取り込む。10月からの…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:大手CS=ネットの割安さ訴求に苦心 配送料も“材料”に
小売 2019.11.08大手チェーンストア(CS)の19年歳暮ギフト商戦は、総合スーパー(GMS)を中心に強化しているインターネット販売での割安さの訴求に苦心する展開だ。購入金額に応じて付与するポイントの倍率を高めたり、追加で付与するポイントを定めたりすることで、販売価格を…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:清涼飲料 ネットやEC購入が増加
飲料 2019.11.08清涼飲料ギフト市場は、より身近な親族などの顔が見える存在への贈答が増加し、大切な存在への贈り物が中心となることから、高価格帯が堅調だという。特に、贈り先の「健康面」のサポートや、国産原料使用などの品質を追求し、歳暮ギフトならではの「プレミアム」感や「…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:食用油 オリーブオイル中心に充実
乳肉・油脂 2019.11.08食用油ギフトは今歳暮期、オリーブオイルを中心に高付加価値オイルが充実している。食用油への健康価値への見直しや「そのままかける」用途での需要増を背景に、多彩なコンセプトのギフトが登場。アマニ油などの健康ジャンルやアソート品も充実し、華やかな売場を演出し…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:コーヒー 「サステナブル」など、活発化する新たな提案
飲料 2019.11.08コーヒーギフトは、プレミアム化が進む中、「サステナブル(持続可能)」なコーヒー生産活動を支援するギフトなどの新たな提案が目立つ。 味の素AGFは、ブラジルのバウ農園で初収穫したコーヒーを使用した製品「AGF『グランデ-ジ』ドリップコーヒーギフト」を…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:洋菓子 需要期とも重なり活況
菓子 2019.11.08洋菓子ギフトは、今歳暮期も百貨店を軸に、量販店やWeb通販、CVSや路面店などで多彩なアイテムが提案されている。年末へ向けた最大需要期とも重なり、活況を呈している同分野だが、気軽な贈答機会を演出するプチギフト、人気パティシエ監修やこだわりの素材を使用…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:ビール類 増えるこだわり化粧箱
酒類 2019.11.08ビール類はここ数年同様、定番ビールにギフト限定の商品を合わせたバラエティーセットが目立つ。和風などのデザインや持ち運びしやすいサイズといった化粧箱へのこだわりも増えている。 アサヒは歳暮期限定の特別醸造品として「高濃度醸造」を採用した「スーパードラ…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:缶詰 個食・少量多品種が伸び
びん・缶詰 2019.11.08缶詰ギフトは、中高年層などヘビーユーザーの安定支持を得てきた一方、若年層のギフト慣行減や法人需要の伸び悩み、高級水産原料の長引く不漁などで贈答件数は微減傾向が続く。缶詰・瓶詰・レトルト食品合算の19年中元ギフト売上げは、百貨店ベースで前年比売上げ4~…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:海苔 顧客志向の深化が必要
水産加工 2019.11.08海苔のギフト市場は縮小し続け、下げ止まりが見えない。直近1年は家庭・量販向けが久しぶりに好況。贈答同様の長期停滞から反動増に転じた。勢いを贈答用につなぐには顧客志向の深化が必要。具・味付けやブランディング、差別化技術など成功例も多い。家庭用での商品力…続きを読む