即席味噌汁特集

スープ 2020.04.10
即席味噌汁特集

 本格的な味わいはもちろん簡便性や即食性が評価され、即席味噌汁の需要が伸びている。市場をけん引するのはブロックタイプのフリーズドライ(FD)味噌汁やカップ味噌汁など個食に対応したアイテム。1袋に10食以上が入った大容量タイプの動きも好調だ。“食数の二極化”が進む中で、減塩・低塩をうたう商品も存在感を増している。ドラッグストアや持ち帰り弁当チェーンでの取り扱い強化に加え、非常食・常備食としてのポテンシャルも需要を下支えする。シーズンごとに各メーカーの新商品が投入されるなど市場は常に活性化し、今後もマーケットは拡大を続けそうだ。(涌井実)