焼肉のたれ特集
21年度の焼肉のたれ市場は、巣ごもり需要で伸長した裏年となり前年割れとなった。コロナ禍で店頭での試食が制約される中、デジタルマーケティングを強化する動きが目立つ。巣ごもり需要で焼肉のたれが好調だった理由の一つに、焼肉以外の使用頻度の増加が挙げられる。メーカーはツイッターなどのSNSを通じて焼肉のたれの万能性を訴求し、継続利用へ結び付ける。(三井伶子)
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◆焼肉のたれ特集:焼肉以外の使用頻度増加 試食制約でデジタル販促強化
調味 2022.06.1521年度の焼肉のたれ市場は、巣ごもり需要で伸長した裏年となり前年割れとなった。コロナ禍で店頭での試食が制約される中、デジタルマーケティングを強化する動きが目立つ。巣ごもり需要で焼肉のたれが好調だった理由の一つに、焼肉以外の使用頻度の増加が挙げられる。…続きを読む
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焼肉のたれ特集:エバラ食品工業 「黄金の味」品揃え拡充
調味 2022.06.15エバラ食品工業の22年3月期肉まわり調味料群はコロナ需要の裏年となり、市場の動き同様前年を下回った。「黄金の味」は20年に発売した新商品のプラス分を補てんできなかった一方で、「プチッとステーキ」はリニューアル効果もあって微増となった。今期も焼肉シーン…続きを読む
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焼肉のたれ特集:キッコーマン食品 「わが家は焼肉屋さん」20周年迎え販促
調味 2022.06.15キッコーマン食品は「わが家は焼肉屋さん」の発売20周年を迎え、さらに消費を拡大している。前3月期は市場縮小の中で増収。強みの汎用(はんよう)性がコロナ共存の内食増で認められた。4月末から人気アイドル平野紫耀をTVCMに起用。「こだわりしょうゆの熟成だ…続きを読む
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焼肉のたれ特集:モランボン 「ジャン」など19年超え レシピ発信を継続
調味 2022.06.15モランボンは夏の焼肉のたれ商戦で、精肉部門主力の「ジャン 焼肉の生だれ」に注力する。一昨年から、料理インスタグラマーで100万フォロワーを持つMizuki(みずき)を登用し、アレンジレシピをホームページやインスタグラムでも情報発信し、今年もこの施策を…続きを読む
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焼肉のたれ特集:日本食研 新2品さらに拡販図る
調味 2022.06.15日本食研は、たれの業務用市場では最大手として位置付けられ、市販用と合わせると出荷量ベースで約40%のシェアを占めている。家庭用商品としては、「晩餐館」シリーズ6アイテムや「焼肉のたれ・宮殿」シリーズなどを揃えるほか、精肉売場での関連販売商品「トンテキ…続きを読む
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焼肉のたれ特集:上北農産加工 「赤酢」で地域盛り上げ
調味 2022.06.15「スタミナ源たれ」で知られる上北農産加工(青森県十和田市)は系統工場でもあり、ロングセラー商品の源たれだけでなく、地域に根ざした商品作りを行ってきている。青森県と地元メーカー14社の「だし活協議会」には14年の発足時から参加し、7種類の生野菜とホタテ…続きを読む
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焼肉のたれ特集:ダイショー いつもと違う味を提案
調味 2022.06.15ダイショーは、焼肉のたれの21年度実績について、20年度にコロナ禍の家庭内需要が特に伸びた中容量を中心に反動減が出たとみている。一方で、大容量の需要は戻りつつあるという。業務用ではたれ類全般で、コロナ禍前まで堅調に広がっていた中食でのニーズが戻ってき…続きを読む
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焼肉のたれ特集:宮島醤油 バター使用の差別化商品が堅調
調味 2022.06.15宮島醤油では、昨年6月に発売した「高千穂焦がしバター焼肉のたれ」が堅調に推移している。同品は、黒糖を使用し、あえて焦がしたバターを利かせ差別化した商品。そうすることで、焼肉のたれに合わせた香りを醸し出したという。ラベルカラーはバターの色を意識。容器の…続きを読む