乾物・海産物・豆類特集
22年の乾物市場は、内食需要増加の追い風を受け伸長した裏年となり、販売に苦戦している。内食需要の落ち着きや小売業の販促減、取り扱いSKUを削減する動きなどの影響を受けている。ただ、確実に手作り需要は定着しつつあり、需要を維持するためには「時短」「手軽さ」を伝えていくことが重要になってくる。内食化を依然チャンスととらえ、生活者に乾物を使ってもらえる機会を提案していくことが求められる。（三井伶子）
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◆乾物・海産物・豆類特集：手作り需要は定着 時短・手軽さ提案を
総合 2022.12.1422年の乾物市場は、内食需要増加の追い風を受け伸長した裏年となり、販売に苦戦している。内食需要の落ち着きや小売業の販促減、取り扱いSKUを削減する動きなどの影響を受けている。ただ、確実に手作り需要は定着しつつあり、需要を維持するためには「時短」「手軽…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：海苔 家庭用・韓国海苔が好調
水産加工 2022.12.1422年の海苔市場は、巣ごもり需要で家庭用は卓上、韓国海苔が好調。外食低迷に伴う家飲み・おつまみ需要で、韓国海苔や味付け海苔がかなり売れた。もみ海苔やジャバン海苔など新たなヒット商品も生まれた。 家庭用では、大森屋「バリバリ職人」、永井海苔「ジャバン…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：花かつお・削り節 値上げ第2弾の可能性も
水産加工 2022.12.14花かつお・削り節は、21年夏以降のカツオ相場の高騰を受け、22年は各社から削り節製品の値上げが発表されたが、その後もさらに相場が上昇。円安も進み、来春には第2弾の値上げもありそうだ。 今回の値上げはカツオ相場の高騰だけでなく、円安や資材、燃料、人件…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：加工ごま 売れ筋価格帯に付加価値
農産加工 2022.12.1422年の加工ごま市場は、家庭用は巣ごもり特需が落ち着いたこともあり、前年並みもしくは減少が目立つ。 パウチの練りごまや有機ごま、味ごまは好調だったが、売れ筋価格帯といわれる容量商品は苦戦した。 業務用は土産物屋やデパート向けは回復してきたが、外食…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：片栗粉 道減産続き在庫ひっ迫か
農産加工 2022.12.1422年の片栗粉市場は、家庭用はコロナ禍での外出自粛などの影響で引き続き需要は堅調に推移している。業務用はスーパーなどの中食需要は堅調に推移した半面、外食需要は一時期よりは回復したもののコロナ前の水準には戻っていない。唐揚げ専門店はブームから販売増とい…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：日本アクセス AK研活動で販路拡大 留め型再拡売に注…
卸・商社 2022.12.14◇首都圏主要問屋動向 日本アクセスでは現在、AK研（アクセス乾物乾麺市場開発研究会）活動を通じて、市販用だけでなくデリカや外食などの業務用の販路を拡大し、各取引先から一定の評価を受け、採用事例も増加している。今後は従来通りNB製品、ストアPB、アク…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：下田商事 乾物の知識広める ネット使い販売強化へ
卸・商社 2022.12.14◇首都圏主要問屋動向 「カネニシキ」ブランドの下田商事は今期、乾物の知識を知ってもらえる場所を設けた後、売場や売り方の提案をしていく。「年間行事と乾物は強いつながりがあるため、ハレの日での露出を増やしてもらうために確実な提案を行っていく」（河野明浩…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：萬藤 ロングセラー好調 値上げ「どこまで我慢」
卸・商社 2022.12.14◇首都圏主要問屋動向 萬藤は、値上げの影響を受けず好調を維持するカテゴリーもある。ロングセラー商品のこうや豆腐は「この商品でなければ」という固定客が存在し、多少値上げしても売れ筋商品は変わらないという。今後の課題として、終わらない値上げがある。「乾…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：干瓢 国産・中国産減産で相場高
農産加工 2022.12.1422年産栃木産干瓢の生産量は、前年比12.3％減の164tだった。作付け面積は同80％以下と減少、生産者の高齢化が進み原料不足から自社での栽培・生産を始める産地問屋も増えてきた。中国産は政府のコロナ対策の影響もあり生産量が激減。各農家へ穀物への転作が…続きを読む
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乾物・海産物・豆類特集：日本アクセス 今年も小学生に食育出前授業
卸・商社 2022.12.14●食べ比べや調理実習に挑戦 日本アクセスは、伝統食の乾物・乾麺を通じた小学生への食育出前授業を実施している。今年は11月25日に品川区立大井第一小学校で「海苔」と「かんぶつ」の出前授業を実施。座学のほか調理実習も行われ、子どもたちは乾物への理解を深…続きを読む
