北海道特集2023

今から120~130年前の北海道にはエゾオオカミが生息して群れ駆け回っていた。日本食糧新聞社北海道支局は、それから半世紀もたたずに1949(昭和24)年1月15日に札幌市で開設し、2023年で75年目を迎えた。(北海道支局長・高田真人)
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◆北海道特集:「食の王国・北海道」 未来へつなぐ
特集 総合 2023.05.25◇北海道支局開設75周年 北海道特集 今から120~130年前の北海道にはエゾオオカミが生息して群れ駆け回っていた。日本食糧新聞社北海道支局は、それから半世紀もたたずに1949(昭和24)年1月15日に札幌市で開設し、2023年で75年目を迎えた。…続きを読む
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北海道特集:会長・社長あいさつ=北海道支局開設75周年に感謝
特集 総合 2023.05.25●さらに「道の魅力」発信へ挑戦 日本食糧新聞社北海道支局が開設して今年1月15日に75周年を迎えました。 日本の食品産業界における北海道の役割、位置づけは大きく、わが国の食料供給基地としての発展を願い当地に開設して75年。業界から多くのご指導、ご…続きを読む
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北海道特集:北海道支局の歴史紹介
特集 総合 2023.05.25・昭和24年1月15日 日本食糧新聞社が北海道支局を開設。初代支局長は一條正 ・事務所は日本食糧新聞が農林省・中央食糧協力会弘報部の機関紙として発足した経緯で、全国粉醤油工業協会の加藤林四郎会長が経営する北興産業(札幌市北6条西9丁目1)の一室を賃…続きを読む
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北海道特集:製配販アンケート 大多数値上げ実施 経済回復による持ち直しへ期待
特集 総合 2023.05.25日本食糧新聞社北海道支局では、2023年1~4月の売上げ状況や値上げの実施有無など今年の食品業界の動向を探るため製配販3層の200社に対して4月24日~5月8日まで緊急アンケートを実施、72社の回答を得た。「1~4月の売上げ」の設問では約8割の企業が…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向 食関連製造業は3291事業所
特集 総合 2023.05.25◇北海道支局独自調査 2023北海道食の産業 エリア別の製造業動向 ●広域連携 6エリアで集積 本紙北海道支局で食に関する製造業者を独自調査した。道内主要市町村30ヵ所の地域別保健所の最新の届出施設データから、惣菜類、菓子、水産加工品、弁当類、缶…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=札幌 菓子27%、惣菜類19%の構成が高い
特集 総合 2023.05.25札幌市における食関連製造業は1385事業所と推定され、構成比が高いのが菓子の27%。次いで惣菜類19%、冷凍食品10%、食肉処理・加工品10%、弁当類9%となっている。地場食材を原料にした製造業よりは商業をベースにしたカテゴリーが中心。 菓子ジャン…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=恵庭、千歳、苫小牧 高速道路、空港、港湾の…
特集 総合 2023.05.25北海道の大玄関口である新千歳空港を有する千歳市、道央ベルト地帯の中央に位置する工業団地がある恵庭市、北海道ボールパークFビレッジの開業で注目が高まる北広島市。3市とも札幌市や港湾のある苫小牧市と高速道路と国道36号線でつながる物流には最適なエリアであ…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=倶知安、余市 リゾートとワイン特区 総合酒…
特集 総合 2023.05.25ウインターリゾートで世界的に有名となった倶知安町・ニセコ、ワイン特区でワイナリーが相次いで誕生している余市町はいま北海道で注目のエリアである。ニセコエリアはニセコ町、倶知安町、蘭越町などで構成される。また余市エリアには、フルーツで知られる仁木町、タラ…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=旭川、上川 食材が集まる道内第2の拠点都市
特集 総合 2023.05.25北海道の中央に位置する旭川は農業、畜産、酪農が盛んなエリア。さらにオホーツク海、日本海、太平洋の新鮮な海産物が集まり道内の各地方に向かう拠点都市でもある。そのため旭川は農産加工、食肉加工が盛んで、地場産大豆などを原料にしたあん製品など和菓子産業も多く…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=十勝 一大食糧生産地帯を背景に食品加工集積
特集 総合 2023.05.25帯広市を中心とした十勝は日本の食料基地の代表でもあり、豊かな農産、畜産、酪農の一大食糧生産地帯。農業産出額は約2500億円で、これを背景にした食品加工・農業機械などの関連産業が集積している。フードバレーとかち推進協議会によると2022年の十勝の食料自…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=函館、渡島 水産加工品34% スルメイカ不…
特集 総合 2023.05.25道南の中核都市・函館市は、イカ塩辛、いかめし、松前漬け、イカ珍味など特産品のイカを原材料とした水産加工で知られる。製造カテゴリーをみると、水産加工品は34%を占め突出している。水産加工品の製造事業者では布目、竹田食品をはじめ、かくまん、タナベ食品、マ…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=小樽 水産・惣菜加工業が盛ん
特集 総合 2023.05.25●老舗菓子、スープ・タレも存在感 小樽市の食関連製造業は113事業所と推定、構成比が高いのが惣菜類30%、菓子18%、水産加工品14%の上位3業種で6割を超える。地元水産物を活用した加工品や菓子など観光土産品農水産食材から抽出したダシや天然エキス、…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=岩見沢、滝川、深川、江別 菓子、食肉加工、…
特集 総合 2023.05.25●ワイン集積も進む 岩見沢、滝川、深川、江別エリアの食関連製造業は184事業所と推定され、構成比は惣菜類30%、菓子22%、食肉処理・加工10%のほか、麺類、乳製品などと続く。中核の空知管内は、北海道一の米どころ。大豆、小麦、ソバなども屈指の作付面…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=釧路、根室 水産加工、乳業工場が食品産業の…
特集 総合 2023.05.25根釧エリアの食品製造業は218事業所と推定。構成比が高いのが惣菜類44%、水産加工品27%と突出、食肉加工品、乳製品、麺類と続く。豊かな海産物と、国内最大の草地型酪農地帯を有する地域で、タコやサケ、サンマ、サバなど原料にする水産加工業や牛乳やチーズ、…続きを読む
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北海道特集:エリア別の製造業動向=北見、網走、紋別 農水産加工が中心
特集 総合 2023.05.25●タマネギ、ホタテなど原料にした農水産加工が中心 北見、網走、紋別のオホーツクラインは、小麦やてん菜、バレイショ、タマネギなどの畑作や酪農畜産業と、ホタテ、サケなど主力の漁業が基幹産業。特にタマネギは、全道収穫量の60%強を誇る一大産地を形成するほ…続きを読む