8月10日。今日はハイボールの日
8月10日はサントリー酒類株式会社が制定したハイボールの日。810でハイボールと読む語呂合わせと、暑い時期に一段と美味しく感じられることから定められた。
独特の売り方が「ハイボール」の名前の由来
(ウイスキーを割る際に)水の代わりに炭酸水を用いたものがハイボールである。昔、アメリカの鉄道では駅で乗客にソーダ水のような飲料をサービスし、各駅ではその有無を風船(ハイボール)を上げて遠くからわかるようにしたのが語源といわれる。したがって、元来用いる酒類はウイスキーに限らないわけであるが、とくにウイスキーを用いたものが有名で、ハイボールといえばウイスキー入りをさす。
水割やハイボールは、約90mlのウイスキーを注ぎ、水で約倍量にする。米英ではたとえば、スコッチ・イン・ウォーター、バーボン・イン・ソーダとウイスキーのタイプや銘柄を指定することが多い。
ウイスキーをベースとしたカクテルは多いが、その強い性格から、ウオッカのようにどの酒ともよく融和することはない。 カクテルを作る際は相手の酒と ウイスキー各タイプの特徴を考慮する必要がある。
(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:東京農業大学 徳岡昌文))