全国46組合781社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味)によると、23年通期(1~12月)の出荷量は36万5229tで前年比2.4%減だった。昨年5月の新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行で外食産業やインバウンド需要の回復が見られる一方、物価高による生活防衛の意識は依然強く、出荷量の低調傾向が変化する見込みは小さい。24年通期の出荷量は35万t台に落ち込みそうだ。 出荷量は5月に前年比1.2%増、10月に同0.5%増とわずかに
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23年の味噌市場では各社が値上げを実施したが、原料大豆のシカゴ相場の高止まりや円安、包装資材や人件費などによるコスト高は続いている。物流の2024年問題や添加物不使用表示ガイドラインの適用など、対処すべき課題も多い。( […]
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