サステナビリティ 未来への胎動:ヤマタネ もみ殻からセルロース抽出

トレ食のもみ殻引き取り作業(他産地産)

トレ食のもみ殻引き取り作業(他産地産)

 ●未利用バイオマス有効活用
 稲作の課程で大量発生するもみ殻。わが国では年間、コメ生産量の約2割に当たる約150万tが排出され、廃棄コストや環境負荷が大きく、産地課題となっている。大手コメ卸のヤマタネはこの解決に貢献するため、もみ殻からセルロースを抽出・販売する事業に乗り出す。事業化に当たっては、未利用バイオマスの活用に取り組むトレ食の技術を活用。年内をめどに、パートナー産地のJA新みやぎ管内・宮城県栗原市内に処理施設を設置し、初年度の26年、同年産

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