山本純子のスゴイぜ!業務用冷凍食品(78)ヤヨイサンフーズ「ふわぷっち蒸しぱん20」
●ふんわり~しっとり~自然解凍で4種の「ぱん」
食品業界を長年取材していると、企業もそこで働く人々もどんどん変わっていきます。業務用食品業界には、この道一筋数十年という人も多く、昔話もOKなところが楽しいですが、一方、商品は進化していて、しっかりと情報をアップデートしていかないと時代に乗り遅れてしまいます。
今回ヤヨイサンフーズの商品をあれこれ、焼き目付き餃子に極厚メンチ、ドでかハンバーグに骨まで軟らかい国産鯖の味噌煮や美味デザートまで、がっつりと食べまくって取材しました。なるほどと感心することしきりでした。
中でも今回ご紹介したいのは、1月に発売されたばかりの、ちっちゃい蒸しパン、「ふわぷっち蒸しぱん20」です。
20が付くのでお約束の1個20g。しかもフレーバーの違う4種を一気に品揃えしました。「マーラーカオ」は、沖縄産黒糖と少し醤油を加えた生地にレーズン入り。「静岡茶」は、緑茶風味の生地に北海道産小豆の甘いかのこ入り。「瀬戸内レモン」は、瀬戸内レモンピールを入れることで爽やかな味わいと、きれいな黄色に仕上がっています。「チョコチップ」は、ガーナ産カカオマスを使ったスイートチョコレートを生地に練り込んで、チョコチップ入り。ビター感と甘味がほどよいバランスで、おいしいです。
自然解凍で提供可能。あれこれ食べたいビュッフェに良し、給食デザートに良し。ちょっと手を加えればケーキ風にもなって、目先を変えて惣菜で販売する変わり種スナックにも良し、なのです。
「パン類作ってましたっけ?」と聞くと、「初めてです」との答え。2020年10月に完成した気仙沼工場で製造する、初チャレンジアイテムです。気仙沼工場といえば、大震災被災後、一部機能を移設して魚加工の生産拠点を守り、そして、被災から9年後、ブラッシュアップした新鋭工場として復活した工場。煮魚、フライ、介護食という3つの生産ラインがある中で、蒸し設備を生かした新たな製品をと開発を進めて約1年。出来上がったのが「ふわぷっち蒸しパン」です。
製品を見ると、どれも上部には微妙に異なる割れ(アルプス型と呼ぶそうです)があって、見た目においしそう。口に入れるとふんわり、しっとり~で喉ごし良し。幸せ感に包まれながら、あっという間に4種完食しました。
どんな配合で?と聞いたら、4種すべて異なる配合と仕上げ方とのことで、それ以上は企業秘密。そりゃそうですよねぇ。初開発のジャンルなら、ここまでたどりつくには相当のご苦労があったと想像できます。
見事、あっぱれ!でした。
●ここがスゴイ=復活5年!気仙沼工場のチャレンジ
●商品概要
ヤヨイサンフーズ「ふわぷっち蒸しぱん20(マーラーカオ/静岡茶/瀬戸内レモン/チョコチップ)」
規格=400g(20個入)×6×3合












