メニュートレンド:毬型の器コラボで大バズり 焼肉店の行列ランチ
焼肉店のランチメニューは、シンプルに肉を焼いて食すといった焼肉定食が一般的。しかし、今までにない華やかなメニューを考案して好評なのが、大阪の「WAgyu 鬼く」だ。かわいい小毬型の器を駆使した、見た目も美しく満足感あるランチは女性に大人気。開店前から行列ができる“売り切れごめん”のメニューとして注目を集めている。
●華やかオシャレな盛り付け
同店は、山形牛をメインに黒毛和牛を楽しめる焼肉店。「女性目線で店づくりをし、普段使いができる“おしゃれ焼肉”の最高峰を目指しています」と、鬼塚知樹店主。手頃な価格設定と洗練された雰囲気で、女性客やカップルが多い人気店として成長中だ。
行列必至なのが、土・日曜、祝日のみに提供するランチ。ほとんどの客のお目当ては、昨年11月から発売の「鬼く小毬御膳」。予約不可で数量限定、売り切れ次第終了のメニューである。
登場するのは、色とりどりの有田焼の小毬。蓋を開けると、美しく盛り付けられた料理が顔を出すという、インパクトある提供法だ。内容は、丼と肉料理各3種類とキムチ、ナムル、サラダの計9品。3種の丼もすべて牛肉を使用しており、黒毛和牛のおいしさが堪能できる。
ランチには、大きな3段毬型の「WAgyu毬」(ステーキ重・冷麺・サラダ。2500円税込み)もあり、毬型容器はこのメニューから取り入れたもの。発売半年で行列になり、次の新メニューを検討中に同じ窯元の小毬型と出合い、具体化したという。
「小鉢のランチが流行っているが多くは和食店で、焼肉店でやっているところは少ない。肉料理で表現できればと考案したが、発売直後からバズった」と鬼塚店主。店の肉の味を知ってもらいたいと多彩に詰め合わせた、原価率が高い商品だ。
夜の営業でも、3段毬型容器が活躍。「鬼く毬10種盛りコース」は、カップルに大人気。記念日に利用する客も多いという、特別感ある焼肉コースだ。器は和食では欠かせないアイテムだが、焼肉店でも器にこだわることで他店との違いをアピールできる一例である。
今後については「今年中に肉料理店をもう1店舗出したいと計画中」と、鬼塚店主は意欲的に語る。新しいアイデアにも期待したい。
〇鬼く小毬御膳 1,980円(税込み)
蓋を開けると華やかな料理が! 「黒毛和牛肉たく&本鮪とろたく丼」「黒毛和牛ソースカツ丼」「黒毛和牛そぼろの2色丼」「希少部位うちひらのたたき」「特選和牛赤身の炙りユッケ」「WAgyuハンバーグ」「鬼くサラダ」「ナムル盛りあわせ」「キムチ盛りあわせ」の9品。ランチは土・日曜、祝日のみ。数量限定、売り切れ次第終了
〇鬼く毬10種盛りコース6,600円(税込み)
3段毬型に、焼肉で楽しむ黒毛和牛10種類を盛り付ける
●店舗情報
「WAgyu 鬼く」
経営=リフレッシュプラス/店舗所在地=大阪市福島区福島5-13-6/開業=2023年12月/坪数・席数=16坪・22席/営業時間=18時~23時。土・日・祝=ランチ11時30分~14時もあり。不定休/平均客単価=ランチ2000円、ディナー7000円/1日平均集客数=平日30人、土・日・祝70人
●愛用食材・機器
「だし醤油」 鎌田醤油(香川県坂出市)
カドなく使い勝手良い
ランチの黒毛和牛そぼろ丼や一品料理など、醤油を使う調理で使用するのが同品。「使用時は、まずこの味をベースに味を組み立てます。カドがない味わいで、何にでも合わせやすい使い勝手の良さが魅力」と鬼塚店主。焼肉のタレにも濃口醤油をベースにブレンドしており、幅広く活用している。
規格=500ml












