メニュートレンド:ニンニクに特化した店の“ガーリックトースト”
「ガーリックトースト」と聞くと、食事のサイドメニュー、お酒のおつまみ、軽食といった脇役的なイメージがある。そのイメージを払拭し、堂々の看板メニューにしているのが、「ガーリックマニア Garlic Mania TOKYO OTSUKA」の「究極のガーリックトースト大塚AHOパン」だ。
●青森産ニンニクと発酵バターが決め手
「究極のガーリックトースト大塚AHOパン」というメニュー名からして、店の意気込みが感じられる。“AHO”(アホ)とは、スペイン語でニンニクを意味する“AJO”を文字ったもの。「発音は同じ“アホ”ですが、“AHO”と書いた方が読みやすいかなと思って」と佐藤徳雄社長。
“究極”と、うたうからにはその自信がある。まず肝心要のニンニクは、青森県田子町の「福地ホワイト」というブランドニンニク。「原価はかかりますが、ここは譲れません」と佐藤社長。
バターは乳酸発酵による爽やかな酸味、深いコク、芳醇な香りが特徴の発酵バターを、バゲットはバターに負けない味わいのある特注品を使用。ニンニク、バター、バゲットに、とことんこだわったからこそ、“究極”のガーリックトーストが誕生したというわけだ。
佐藤社長は、もともとはイタリアンの店を経営していたが、コロナ禍をきっかけに「食を通しての健康」を強く考えるように。「いろいろ調べていくうちに、ニンニクが持つ優れた栄養価に気づき、ニンニクに特化した店というコンセプトにたどり着きました」。
同店のメニューは、イタリア料理、スペイン料理はもちろんのこと、麻婆豆腐やエスニック系まで、「ニンニク」を軸に展開。その中でも、「究極のガーリックトースト大塚AHOパン」は、来店客のほぼ全員が注文するという、同店のNO.1人気メニュー。
脇役になりがちなガーリックトーストを、見事、主役に抜擢することに成功した好例と言えるだろう。
●店舗情報
「ガーリックマニア Garlic Mania TOKYO OTSUKA」
所在地=東京都豊島区北大塚2-29-3 グリーンピア大塚1F/開業=2023年3月/坪数・席数=23坪・28席/営業時間=17時~23時。月曜休/平均客単価=約4500円/1日平均集客数=20~25人
●愛用食材・機器
「全酪発酵バター」 全国酪農業協同組合連合会(東京都渋谷区)
クセのない上品な風味
食塩不使用、乳酸菌によって発酵させたクリームからできたバター。新鮮で良質なミルクそのままの輝くような白さと青臭さやクセのない、すっきりとして上品な味と香りが特徴。「発酵バターならではの風味が気に入っています」と佐藤社長。
規格=450g(冷凍)













