製粉特集
製粉業界は、新たな局面を迎えようとしている。人口減少、少子高齢化による国内市場の減少が見込まれているためだ。厳しい環境の中でも、製粉メーカーは、それぞれの強みを生かした提案営業による顧客の売上げ拡大への貢献や、特徴のあるNB製品の提供などで、新しい需要の創出を図っていくとともに、海外市場への取組みの強化など多面的な活動で縮小傾向に歯止めをかける狙いだ。(久保喜寛)
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◆製粉特集:提案営業やNB提供で成長
小麦加工 2019.07.24製粉業界は、新たな局面を迎えようとしている。人口減少、少子高齢化による国内市場の減少が見込まれているためだ。厳しい環境の中でも、製粉メーカーは、それぞれの強みを生かした提案営業による顧客の売上げ拡大への貢献や、特徴のあるNB製品の提供などで、新しい需要…続きを読む
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製粉特集:日清製粉・小谷茂常務 販売・海外事業、両収益改善に取り組む
小麦加工 2019.07.24◇常務取締役営業本部長 小谷茂氏 ●トップメーカーとして拡販を 18年度の製粉市場は若干前年を下回ったと想定している。猛暑、暖冬という天候要因と、地震、豪雨、台風といった災害の影響があったことに加え、節約志向で消費者のマインドが冷えているため。さ…続きを読む
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製粉特集:日本製粉・堀内俊文取締役 お役立ち営業強化、ジャンプの年に
小麦加工 2019.07.24◇取締役常務執行役員製粉事業本部本部長流通業務部関連事業部管掌 堀内俊文氏 ●販売数量拡大とコストダウン図る 18年度の業界全体の小麦粉販売数量は、前年比で微減着地とみている。天候要因、消費者の節約志向、人口減少などの要因が考えられる。市場環境と…続きを読む
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製粉特集:日東富士製粉・小島敏宏執行役員 原料から物流まで一体感ある取組みを
小麦加工 2019.07.24◇執行役員営業本部長 小島敏宏氏 ●「インテグラーレ」シリーズ4品投入 18年度の国内の小麦粉需要は、横ばいからやや減少で推移したと推測する。ここ数年実感するようになった人口減少に加え、高齢化による胃袋の縮小も影響している。それでも、横ばいなのは…続きを読む
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製粉特集:昭和産業・駒井孝哉執行役員 今期はNB販売積極展開
小麦加工 2019.07.24◇執行役員製粉部長 駒井孝哉氏 ●マーケットインで開発・提案 国内の小麦粉の総需要はおよそ460万~470万tの範囲で安定し、パン・麺市場は微増傾向が継続していたが、パンではややブレーキがかかっている。パン市場については高価格帯食パンの人気など明…続きを読む
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製粉特集:千葉製粉・芝山浩二取締役 特徴打ち出し必要な存在に
小麦加工 2019.07.24◇取締役常務執行役員製粉・ミックス事業本部長 芝山浩二氏 ●ソリューションとNB開発、両翼展開さらに強化 18年度は2期連続、一昨年度とあわせて4期連続の麦価引き上げに伴う、粉価の引き上げがあった。国内の経済環境は、デフレ環境が続く中だったので、…続きを読む
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製粉特集:奥本製粉 18年販売実績は7%増、数量増へ個別課題に対応
小麦加工 2019.07.24奥本製粉は、SBSカテゴリーIIIの枠拡大やTPP11、日欧EPAの発効など、原料調達に影響を与える制度の改定が相次ぐ1年となった中で、18年の小麦販売実績が64万t(前年比7%増)と成長した。要因は、麺用粉が若干減少するも、パン用粉が増加、加えて市…続きを読む
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製粉特集:笠原産業 創業100周年、国産小麦で成長図る
小麦加工 2019.07.24栃木県内唯一の製粉企業の笠原産業は今期(2020年3月期)、創業100周年を迎え、従来から推進する国産小麦粉を活用した製品開発や営業活動などで、さらなる成長を目指していく。 18年度(18年4月~19年3月)の製粉業界は、輸入小麦の政府売渡価格の引…続きを読む
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製粉特集:熊本製粉・浦郷弘昭取締役 「未来会議」から商品誕生
小麦加工 2019.07.24◇取締役企画・SCM本部長 浦郷弘昭氏 ●イベント通じ熊本県産小麦をアピール 【九州】業界動向として注目する点と考えているのは、原料小麦の需給。SBSカテゴリーIIIが2年目を迎えたこと。また引き続き、国産小麦粉の需要の高まりに生産が追いついてな…続きを読む
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製粉特集:大陽製粉・鹿野晋社長 ドイツ産小麦100%使用「Elite」を投入
小麦加工 2019.07.24◇代表取締役社長 鹿野晋氏 ●ハード系パン分野はさらなる飛躍を目指す 【九州】業界全体を見渡すと、TPPや日欧EPAといった貿易協定の影響が出てき始めたと感じる。SBSカテゴリーIIIの運用含め自由化の機運が高まる中、各社の原料調達力が試されてい…続きを読む
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製粉特集:日清製粉グループ「製粉ミュージアム」 新常設展示を開設
小麦加工 2019.07.24日清製粉グループは、群馬県館林市にある企業文化施設「製粉ミュージアム」本館内に新たな常設展示室を設けた。安達令子総務本部広報部部長は「当グループは来年に創業120周年を迎えるこのタイミングで、創業の地で現在につながり、未来に続く事業活動を紹介する常設…続きを読む