加工ごま特集
加工ごま特集:11月5日は「ごまの日」 全国胡麻加工組合、大規模販促を展開
全国胡麻加工組合は11月5日を「ごまの日」と制定し、活動を展開している。制定3年目となる19年は、食品スーパーで大規模宣伝販促を実施。消費者に「ごまの日」をアピールした。
愛知県北名古屋市の真誠は、近畿と関東地区の食品スーパーで宣伝販促を展開。「Mart読者が選んだ2019秋冬新商品グランプリ」の加工食品部門で1位となった「クラッシュアーモンドすりごま」が完売するなど盛況だった。
東京都千代田区のマコトは、関東地区の食品スーパー29店舗で試食を含めた販促を実施。試食では、いりごまを使用したパン、練りごまを使用したホウレンソウのごまあえ、味付けごまをトッピングした乾麺を提案した。
名古屋市の浜乙女は、県内食品スーパー13店舗で販促を展開。自社オリジナルの店頭販促用POPも好評で、ごまの需要喚起につなげた。
大阪府寝屋川市のカタギ食品は、福岡県内の食品スーパーや展示会で「ごまの日」をアピール。「金ごま」「和え胡麻」の試食提案を行った。
記念日に当たる11月5日には、京都府南丹市の胡麻日吉神社で奉納式を行い、組合各社のごま製品を奉納し五穀豊穣(ほうじょう)と企業繁栄を祈願した。
「ごまの日」は、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で栄養価が高く、健康に良いごまをより多く摂取してもらうことを目的に17年に制定。
日付は11と5で「いい(11)ご(5)ま」と読む語呂合わせと、ごまあえなどごまとの相性が良いホウレンソウの旬の始まりの時季であることに由来する。(三井伶子)