内食化を追い風に進む乾そばの再評価。「八割」「十割」などのそば粉高配合系が原動力
信州そばを代表する「戸隠そば」はざるに小分けした「ぼっち盛り」が特徴
そばの一大ブランド「信州そば」も、コロナ禍の影響を大きく受けている。
観光ニーズが大きなウエートを占める外食、土産品関連では停滞が続くが、内食化の強まりで、乾麺・乾そばの動きが好調。コロナ自粛がスタートした昨春は、TV番組で十割、八割といったそば粉高配合系乾そばの高い品質、食べ応えが紹介されたタイミングも重なり、ブーム的に需要を伸ばした。
中でも、ECチャネルでの販売が拡大し、新たな販路確立の兆しも見え始めている。